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売り込まなくても集客でき、ファンが集まる人がしている3つのこと vol.1

16年前、独立してみて初めて気づいたこと。
これまで、僕の周りにいたメンバーやお客さんは
「その会社のブランディングや営業力で集まってきた人たち」
だったということ。

そして、独立してその
「看板」
がなくなったら
「自分で集めなければならない」
という現実が待っていました。

でも、どうしていいかわからない。
一方で、勉強会やイベントに行くと、仲間やお客さんを集められている人がいる。

どうしたらそうなれるのか?
何をしているのか?

とてもとても気になりました。
そして、16年たった今、見えてきたものがあります。

そこで、今回は

「売り込まなくても集客でき、ファンが集まる人がしている3つのこと」

をテーマに3回に分けて書いていきます。


■(その1)言葉を定義する

まずひとつめが
「言葉の定義」
です。

この
「言葉の定義」
は今回に限らず、実は経営者にとってとても大事です。

なぜなら、僕ら経営者が使う「言葉」には「意図」があり、それを、

・お客さん
・社員や仲間

といった人たちに、正確に伝えていく必要があるからです。

では、なぜ、正確に伝える必要があるのか?

それは、正確に伝えないと
「人は勝手に解釈する」
からです。

そして、その解釈が自分が意図していることと違う解釈になると、相手の行動も意図とは異なり、結果的に、意図していない結果につながっていきます。


そして、
「人を集める」
上で重要なキーとなるのか
「集客」
の定義です。


■「集客」の定義があいまいだと大変になる

僕の講座の受講生や経営塾生の悩みの多くは「集客」です。
いや、独立した人の共通の悩みと言ってもいいでしょう。

そして、かつては、僕も苦労していた時期がありました。

だから、なんとなく
「大変なもの」
というイメージがあります。

あと、塾生や受講生からよく出てくる言葉が
「売り込みたくない」
「売るのが苦手」
ということです。

その結果
「モチベーションがわかない」
「継続できない」
となり、結果的に
「集客」
ができなくなります。

でも、実は、これは「集客」の定義が間違っていたり、あいまいだから起こることなのです。


■「集客」の定義

「集客」の定義が、

・自分のサービスを売ること
・説得すること
・興味関心がない人に興味を持ってもらうようにするコト

だと辛くなります。


例えば、フリーランスで頑張っている仲間の「集客」の定義は
「世界を変える仲間を集めるコト」
であり、それをチームのみんなと共有しているとのことでした。

僕の「集客」の定義は

「事業で自らの強みと可能性を活かし、お客さんに貢献し、自分もお客さんも豊かにするために、共に学び、仲間づくりをしたい起業家を集めるコト」

です。

■自分のために集めようとすると辛くなる

だから、
「ひとりでも多くの人に学んでもらい、そこで成長し、仲間に出会い笑顔になっている状態」
「自分の強みや可能性に気づき、活き活きと働き、それを見たまわりの人たちも感化されていく状態」
をイメージすると、ワクワクするし、そんなシーンに日々出会いたいと思えます。

そして、
「その状態づくりのためには何をしたらいいのだろう?」
と考えると
「こんな講座や勉強会をしてみよう」
「対象はこんな人たちだから、その人たちに声をかけてみよう!」
となります。

そう思うと、自然と声もかけられる。


でも、これが
「自分の売上のため」
「自分の講座を満席にするため」
だと、急に動けなくなります。


人は、自分のために集めようとするとうまく行きません。
集客がつらくなります。

でも、僕らは人のためであれば頑張れます。
力を発揮できます。


自分の「集客の定義」はどんなものか?
まずは、そこについて考えてみてください。


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