革の香りを嗅ぐと

本日は「革と木工」という革職人さんと木工職人さんが勢揃いのイベントに行ってきた。

木の皮で編んだカゴや木工細工、オブジェ、アクセサリー、時計🕰などたくさん。

革の財布、ペンケースや靴、カバン、カードホルダーなどたくさん素敵な作品たちが職人さんの手にかかって美しくかっこよくなっていた。

革と木工というイベントで私が一つ思い出したこと。
19歳の時アメリカのコミュニティカレッジに行ったのだが、
そこでホストマザーとコストコやトレーダージョーズ、アルバートソン、ターゲットなど食料や日用品を買いに
学校に必要なものや普段使うもの食べ物などを求めてショッピングモールに出かけた。

その時ホストマザーが突然
「あーsmells good」って
ああ、この店内で漂う甘〜いキャラメルポップコーンの匂いが？？
って思って聞いたら
「ノーこの革のジャケットよ🧥」って
続けて「この香りとっても好きなのよね」って
え？革の匂いがいい匂い？？って
当時の私はアメリカ人って不思議だなぁって思ったんです。
革の匂いがそんなすっごい嗅ぎたくなるほどいい匂い？？本当にその感覚わからなかった。

だけど歳を重ねてからだんだんと
そして今日も思った。
今ならわかる革の匂いって独特だけどなんかそれぞれに個性があってクセがあってそれがいいなって。
そして今日は革職人さんに革の風合いについても教わった。
もっと色の濃いのはありますか？って聞いたら
「これはね使い込んでいくと自分の手の脂と紫外線と色々でだんだん色が自分らしい色になるよ」って。

とっても不思議な奥の深い革のお話
とっても興味深い話
あの匂いを嗅ぐと思い出すホストマザー
今は何してるかな？
元気で楽しく過ごしてますように。