見出し画像

デザイナーの読書日記 #1

はじめまして。未経験からデザイナーになったLisaです。(未経験からと言っても、すでにデザイナーとして5年ほどの経験を経ているので、もう「未経験から〜」とは言わないようにしようかなと思います)以前の投稿から1年以上経っていることに驚きつつ、やっと書けました!

デザイナーとして仕事をしている今でも、学生時代にデザインや美術関係の勉強をしていないことや、新卒ではなく社会人になってからデザイナーになったことに気後れすることがあります。この気持ちをなくすために、日々の勉強や学びで少しずつデザイナーとしての自己肯定感を高めて、気持ちよくデザイナーとして活躍していきたいと思います。



読書日記を書こうと思った理由

理由は2つあります。

1つは、日々読んだ本を通して得た学びを書いていきたいと思いました。いつも本を読むだけで身になる感じがしなかったので、アウトプットすることで、読んだ内容を整理していきたいです。

もう1つは、この本に興味がある方に簡単に本の内容と読んで得られたことを知ってもらいたいと思いました。デザイナーにとって一見興味のなさそうな本で合っても、視野を広げるきっかけになってもらえたら嬉しいです。読んでいただく上での注意として、私のフィルターを通した思考、観点からの感想になる点はご理解ください。



本の紹介

記念すべき1冊目は『地頭力を鍛える』を紹介します。

早速デザインの本ではありません。この本は、フェルミ推定の考え方を使って地頭力を鍛えるにはどうしたら良いか、を説明している本です。フェルミ推定の考え方をざっくりいうと「結論から、全体から、単純に考える」考え方です。日頃からこの考えで身の回りのことに対して問題意識を持つと地頭力が鍛えられるといっています。



選んだ理由

デザイナーとして、最初の頃はPhotoshopなどデザインソフトの使い方を学習することが多かったのですが、デザインの考え方やデザイン思考という言葉を聞くようになったことで、物事の本質的な考え方を身につけたいと思うようになりました。そもそも考え方自体が分からなかったので、考え方を学べそうな本として選びました。以前にロジカルシンキングの本を読んだことがありますが、ロジカルシンキングは左脳寄りで論理的思考なのに対して、地頭力は論理的思考と直感を掛け合わせた考え方(ロジカルシンキングも地頭力の一部)に思い読みました。論理的思考に加えて、右脳を使う直感力、発想力、想像力を生かしたり、自由度の高いところから物事の考え方を学べると思い選びました。



学び

仕事にすぐ影響できたこと

物事を自分ごと化する意識が芽生えました。デザインの仕事面で、全体俯瞰することでプロジェクト全体のスケジュール感を考えてから、自分の仕事のスケジュールを考えることで、納期までギリギリと焦ることが減りました。また、デザイナーのスケジュールがズレることよく発生することで、むしろ最初からわかっている情報でスケジュールを立てておくことが自体が大切で、随時軌道修正していくものなので、仕方ないと思う寛大さも身につきました。

キャリアプランについて考えるきっかけになったこと

本の中でキャリアプランについても仮説思考で考えることがいいとありました。目標意識を持って日々を過ごすことで将来が変わってくるからだそうです。この考えには納得感がありました。私は大学時代にふわっとアニメーターになりたいと思ったけれど、今はデザイナーをしています。もし学生時代から目標が明確だったら、今よりも理想の自分に近かったかもしれません。今は今で、思い切って教員の道からデザイナーになった自分に満足する部分もありますが、将来を思い描きながら毎日を過ごすのと、何も考えないで毎日を過ごすのとでは、人生も変わっているはずです。


これをきっかけに、自分の将来を今考えるきっかけになりました。私が実際に将来どうなりたいのかは機会があればnoteの記事で書きたいと思います。デザイナーのどんな将来があるかは考えると結構悩ましいし、デザイナーの将来の選択肢は自由度が高いと思います。



まとめ

物事に自分で問題意識を持つ習慣づけをして、地頭力を鍛えて行きたいと思います。ベクトルを逆にして考える習慣、限られた時間と情報の中で最善の結論を出せるようになりたい。地頭力を鍛えることで、生産性が高く、情報がたくさんある世の中だからこそ、情報への感度を高く持てるようになりたいです。ぜひデザイナーの方でこの考え方に初めて触れた方は参考にしてもらえたら嬉しいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?