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【乳がん備忘録㉝】難しい、、病人への接し方。

病気になり、色んな人から
「何か出来ることがあったら言ってね」って、
言って貰った。

有難い。

しかし、
病気になった人に対しての反応ってのは
本当に難しいと思う。

かける言葉、接する態度、
その人の価値観によって
正解が真逆だったりするからね。

病人としては
周りに気を遣わせて、申し訳ないなと思う。

そんな中、

何かしたい。けど、何も出来ない。
自分の無力さを痛感する。

このようなメッセージをくれた方が
何人もいました。

私も、病気になるまでは
自分って無力だなぁ~と思うこと
沢山ありましたが、

当事者になってみて分かったのは・・・ 

正直、治る病気は治るし、
治らないものは治りません。
専門の医師ですら、無力だと感じることが
あるんじゃないかと思います。

言ってしまえば、極論、
病魔に対しては、みんな無力かと。

でもね、人を想いやる気持ちってものは、
弱っている人間には
とても強く響くもので、
それが何よりも嬉しく、励みになり
病気と闘うパワーになるということ。

気にかけてもらえるだけで
1人じゃないって思えて、心の支えになる。

私も、おかげさまで
大きな大きな元気玉が出来て
辛い時間を乗り越えられた。

病気うんぬんに関わらず
自分以外の人の為に、何かを想い、関わり、
行動すること。

それは無力じゃない。

有力なんです。

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