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偶然に操られる楽しさ、フルイドアート

疲れてる人も休んだ人も、まずはおつりす!
小さい頃特別だったおやつを爆食いして精神を安定させる、そんなどうぶつのりすです!🐿<フガフガ

りすに擬態すな!お前何者曲者!!
な人は、こっちを覗けば警戒も解けるかと思います。序盤は少し怪しいが紛うことなき人です。


この回ではフルイドアートの特性と、そこに溢れる楽しさについてを紹介していきます。葉っぱに書いたメモ片手に今日も書いていきます‪〜🫶🌿‬✨️
伝えたいことが集中するあまり、筆圧エグくて全部ちぎれちまったけどな!
がはは!!

偶然が全てを統べる空間

BASEの仮準備中に売れた驚異の招きドラゴン。

「なんか検索して出てくるフルイドアートと全然違う!!」
「えー!絵の具を垂れ流すだけなのに、なんでこうなるの!?」
って声が聞こえます。ふふふふふふその答え、教えましょう。


𝐴𝑛𝑠𝑤𝑒𝑟.分かりません!!!!!!!!!!!


答えも何もないだろ!!!って感じだけど、これが真実です。笑
実はこれが最大の特徴であり、最高の魅力。
これは検索して出てくるような一般的なものとは流し込み方が違うからこうなってるけど、たとえ選ぶ色、混ぜる回数、流し込み方、回し方、ストローやドライヤーなどのアイテムの使い方を全て同じにしても、
絶対に同じ顔の作品にはなりません。(今後その検証記事も挙げる予定。タノシミ〜)
それが本当に面白い。


不規則の中に規則性を作れる

基本操作は混ぜた絵の具をキャンバスの上に全部垂れ流す、これだけ。
けど不思議なもんで、何もかも偶然に任せなきゃいけないと思いきや多少はこちらで規則性を生み出すことができる!
どういうことかというと、

  • 彩度・明度を揃える(選んだ全部の色にそれぞれ同量の黒を入れて暗さを均一にするなど)

  • 流れの向きを揃える(縦方向のみに流す、など)

みたいな。
そして何枚も作った上で感じるのが、こういうのは
「誰が見てもある程度綺麗だと感じられる作品」
を作る上での細かい法則の一部であったりもするということ。そういう意味での規則性を多少守った上で自分の好きな色合わせを選んだりすると、最初に出てきたドラゴンちゃんが生まれたりする。(もちろんそれすら超越した不発の時もある)


あと、少し話が逸れるけど、ひとつこの面白さについて思うことを書いておこうかな。

もちろん「偶然に委ねるアート」ではあるから自分の好きなようにやって楽しいのがいちばんなんだけど、無秩序だからと言って本当に何も考えずやって、ちょっと悲しい結果になった例がある。

りすには“つがい”がいる。私が作っているところに自分もやりたいと言い出した彼は、絵の具を渡したらまぁ彼は色んな色を混ぜ、ぶちまけ、気に入らない箇所をカバーしようと更に絵の具を足した結果、以下のようなカオスを爆誕させた。

彼はそれを見て何がショックだったのか、自らその作品のタイトルを
図工室(小学生が調子に乗って絵の具をぶちまけたようだから)と名付けたとさ。


皆さんには何が見えてくるでしょうか…

この混沌とした“図工室”。たしかにこれも“味”かもしれない。
しかし、なんていうかこの、全身から醸し出される「アートと落書きの紙一重感」には私も良い意味でひりひりくるものがあるな…。

これも面白くはあると思う。これを絶賛する感性の人も、絶対どこかに居るのは確信している。人が作ろうと思って創ったものは、必ず誰かが欲しがるものだから。しかしこの後彼はしばらくその出来にしょぼくれ、「りすのやつの方が綺麗」とふてくされてしまった。
偶発性に任せて楽しむのは大前提として、私は彼のように落ち込んで二度とやりたくない、みたいな状態になる人がいてほしくはない。
「そうそう!こういうのが作りたかったんだよねー!」は正直あんまり無い。笑だけど、ちょっとした規則性を持たせてあげることで「なんじゃこりゃ…」ってなることは多少防げる。

だからそういう意味でも、無秩序の中にも多少の法則を持ち込む方が良いんだろうな。と思ったりもする。

まとめ

っていうのを踏まえるとフルイドアートは何が楽しいかって、

🫶まずは完全に天任せで垂れ流すのがひとつ。自分の気分の赴くままに色を選び、気分で流し方を決め、「あ゛〜この流れる感覚がたまんねぇ〜!!」とドーパミンと共に気持ちよく色を流す。

🫶そしてもうひとつは、「普通に描く絵のように筆で細かく操作ができない。けど自分の思い通りにしたい。でもそれは不可能!じゃあどうすればなんとなく期待通りっぽい雰囲気になるんだーー?!?」っていうのを模索すること!
案外こっちの方が、予想外の美しさに出会えた時の感動が凄かったりする。

どっちの楽しみ方もいいよね!
今日のお話はここまで〜🐿



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