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正解を探さない。間違いを恐れない。

あまりにも修論が進まなさすぎて、
もう書く内容を指示してもらおうかと思い
午前中先生の所へ行った。

まあ、当たり前にそれはできない。と
学士ならそれでもよいが修士ではできない。
そうしなければ進まない状況か?という話から
出来なくはないが……詳しく記載するってコメントでどこをどう詳しく書けば良いのかわからなくて、止まってしまった。博論を何本か取ってきて書く内容を少し掴めた点はあったけど……

「どうしたい?どうしてほしい?」との問いで
具体的に指示してほしい。と思ったけど言えなくて
気づいたら手が震えてた。
それを見て、
「研究とは関係ないんだけど、
どうしたい?という質問苦手?
昔から正解かどうか気にしていた?
両親厳しかった?受験の影響?
枠からはみ出ないことをすごく気にしてるようにみえる。本当は無いのに。
〜すべき、こうあるべき。から外れることを極端に恐れているようにみえる。」
といわれて。

たしかにその通りで。
「どうしたい?どう思う?」がすごく苦手。
「間違っているだろう、ずれているだろう」が前提にあって、なにもかも-100からスタートしてる。
〜かな、と思っても、いや違うわ。と思って結果何もいえなくなる。
論文も、正しい書くことがあるのにそれがわからなくて。ようやく書いても消してしまう。

それはきついね。とくに研究に正解はない。
研究が苦手とする内容なんだと思う。
そのなかでも、ひとつでも出来た自信をつけてほしい。

修論終わらすためにまずは、書いたら消さないでそのまま出すこと、となった。

が、「何を書いて良いのかわからないときもある。
対象地域、とか言ってくれたらわかるんだけど、方法を詳しく、と言われると困る。」
と言ったらかなり困惑させてしまって。
「そういう人ははじめて。」と。
全くわからないというより、学位論文として投稿論文に書いてあることのどこが足りなくて埋めるべきかわからない。ということなんだけど……
「能力が高いのにうまくやっていけないというのは、過去の院生で出会ったことがない。これまでは能力が低くてやりたいことがある、という学生ばかり。」
と過去の学生の話をする中で、将来の話になり。
「決まった作業が向いてるよね。新たに考えろ、提案しろ、といった仕事は大変そう。メンタルやられそうだね。仕事は得意なことやらないと続かないからね。」

といった流れで、WAISの知覚統合である絵図完成でものすごく悪い点だったことを思い出して。
例えば脚が3本の椅子だったら足りないのが脚、というような全体として足りないところを見つけるのが苦手。
ただ流れが掴めたら持ち前の処理速度でぶっ飛ばせる。
もしかしたら今回もそうかなーと思って、少しWAISの話もしたり。

 
まあ今ならできそうなんでなんとか進めます、と話すと
「上がったり下がったりしてる?」ーしてる
「今は目がノーマルだもんね。すごく目が変わる。
できそうなときやってしまうほうがよいよ。
飛ばしすぎたらまた出来なくなるからすこし気をつけないとだけど。」
先週病院言った話もして。
「気分変動もあるけど、発達特性からくるものが強い」といったことも伝えて。(初めて発達障害について伝えた……)
薬は?ーまだ要らなさそう、と意見が一致したので飲んでない。
発達特性に効く薬ってあるの?ー感覚過敏には和らげるあるけどそこまでではないし、特にないかな。

ようやく出来そうになったので、進められるところから進めて、書いたら消さずに出すことに。


どうやら目が変わるらしい。
医療従事者だったから見てしまう。患者として見ているというより心配だからかな。色んな先生から昔の話聞くし、みんな心配しているから。
とのこと。

あと1ヶ月。
正しいかどうか気にするよりまず書いてしまう。
最初から正解にたどり着けるわけない。と思って書く。
全く進まなくなることだけは避ける。
とにかく提出する。修了する。



「正解を気にしすぎる」
「間違うことを極端に恐れる」
この不安への対応を考えることも必要かもなあ。
「曖昧な指示が苦手」と思っていたけれど、このへんが影響しているのかもしれない。
対人関係でも相手の感情推測で疲れてしまう。
「どうせ違うだろう」「どうせ嫌われるだろう」と
ネガティブから入ってしまう。

衝動性が弱まったり、気分変動への対応ができるようになって大きく崩れることは減ったけれど、この問題を抱えたまま生きていくことはしんどい。

カウンセリングになるのかな?
この認知の歪みを少しでも修正できたらなあ。
そう思うと、通院は必要だったかもな。


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