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はたらくとは。。。

今回の企画「#私にとってはたらくとは」という企画に合うかは分からないが、ちょうどもやもやしていた自分の中の疑問に似ていたので、書くことにした。

私の経験・・・

私自身の経験からの働くとは、やりがいだった。小学生からの夢を叶えたからだ。苦手な早起きも、勉強も、ずっと立っていることも、気にならないくらい毎日が楽しかった。
週に1日しかない休みでさえも、勉強会への参加のため東京に行くくらいだった。
そして、親からの干渉もなくなり、自分で自分の生活を成り立たせている実感がたまらなく自由を手にした気がした。
物を買うにも誰の許可もなく、自分で全て決められる。
自分で人生を歩いている気がした。
やりたいことが見つからず、自宅から近いからという理由でやりたくもない仕事につき、とにかく1日が早く過ぎ去ってほしいと話す友人を「そっかー」と聞きながら、内心軽蔑していた。
だが、いつの間にか女子特有のいざこざに巻き込まれて、心身ともに疲れ果て、結婚に逃げた。
その後、子供が生まれて、いざ働こうと思っても、私がしていた仕事は基本土日出勤で、フルタイムの人を優先する仕事だった。
なので、子持ちパート希望、平日のみなんて贅沢な条件叶うはずもなく、私の小学校からの夢はたった5年で幕を閉じた。
そして私は、なにもない人間になった。



親からの目線

今は、小学生の娘を3人持つ母になり、自分が親から嫌だった言葉を今度は自分が娘達に浴びせる毎日を送っている。将来を心配し、進研ゼミ、英語、プログラミング、水泳…本人の希望なんかおかまいなしにやらせている。
親になって思うことは、親にとっての役割の1つに「子供の将来の選択肢を増やしてあげること」があると勝手に思っている。
子供からしたら余計なお世話だろうが、自分の経験からこれをやっていれば、もし私みたいに結婚し、やりたかった仕事に復帰できなくても、新しい道を見つけられるかもしれない。その可能性を残してやりたいのだ。
私も、在宅でできる仕事を探したが、俗にいうクリエイティブなお仕事は、パソコンに詳しかったり、マーケティングの仕事経験があったり、エンジニアだったり、動画編集が出来たり…。
会社からしたら、当然の希望だろう。私が社長でもそのような即戦力になる人材が欲しいはずだ。
だが、私には何もない。
なので、今は在宅でAmazonの納品の仕事をしている。昔でいう内職だ。
荷物が来て、登録し、ラベルを貼り、発送する。1個60円の仕事だ。
正直、1時間でかなりの数をこなしても、最低賃金にもならない。
だが、なにも持たない私にはこれしかないのだ。
この仕事が嫌いではないが、よくて3万円くらいだし、毎月の習い事代にもならない。
不満なら、外で働けばいいだろうと皆思うだろうが、自分の実家が近くにあり、祖母の介護と数年前に脳出血で倒れた母のサポートをしている。
シフト制の仕事は難しい。
田舎に住んでいるので、タイミーみたいな働きたいときに働くサービスも地元にはなかった。
中学生や高校生の子供を持つママ友と話をすると、5人中3人が歯科衛生士になりたいそうだ。
歯科衛生士さんのお仕事を悪く言うつもりはないが、将来の夢とは、例えば、美容師さんに髪の毛を可愛くしてもらって嬉しかったから私もなりたい!とか、動物が好きだから動物に関わる仕事がしたい!とか経験や好きなことが繋がっていることのほうが多いと思っていた。
が、今の子は、「安定しているから」とか「どこに行っても働けるから」とか理由がしっかりしている。好きなことを仕事にするのは、今の社会では、少数なのかもしれない。
でも私は、娘達には、やりたいこと、好きなことを見つけて、あわよくば仕事に繋げて欲しいなと思っている。
それが万が一、叶わなかった場合や挫折した時に、私のように何もないと思うようなことがないよう、何かに役立つように英語やプログラミングをやらせているのだ。

皮肉

ネットを覗けば、いくつになっても始められる!とか40代から始めました!とか惹きつけられる言葉が飛び交うが、実際は忙しい毎日に追われて、何かを始めたくても気持ちも体も付いていかない…という主婦の方は多いんじゃないだろうか。それは傍から見れば、言い訳に見えるだろう。でも、それが現実なんです。
いろんな大手の会社は、好きなところに住んで、フルリモートを実現しているが、私みたいな身動きがとれない主婦には最高な条件なのに、まず応募条件にすら当てはまらない。
そのような条件に当てはまらない人生を選んできたのは、紛れもない自分なので、なんとも言えない焦燥感に襲われる。

希望

だがしかし!こんな私にも、希望があったのだ!
それは、ZOZO創設者の前澤さんが立ち上げた「MZDAO」だ。
これは、私のような持たざる者でも、参加でき、何かお役に立てることが
あるかもしれないし、あわよくば利益まで頂けるかも⁉という夢のようなお話なんです。もちろん参加させて頂いております。
経営のプロの方やマーケティングに詳しい方など、私とは程遠い持っている人達ともしかしたら、ご一緒に何かを成し遂げられるかもしれないというだけで、本当に救われた気がした。
またこれで、働き方が変わったり、新たなやりがいを見つけられるかもしれないとワクワクしている。
#私にとってはたらくとは
#主婦
#仕事

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