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【1970年代デビュー】洋楽ぶりっ子アイドルアンケート開票結果

2022年12月12日から2023年2月12日の2ヵ月に渡って投票を呼び掛けていた「洋楽ぶりっ子アイドルアンケート」。お陰様で56件のご回答をいただきました。改めまして、ご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました!前回はご投票いただいた中から1960年代デビューアーティストの開票結果をご紹介しましたが、今回は1970年代デビュー編のご紹介です。

※「洋楽ぶりっ子アイドルアンケート」についてはこちらをご参照ください。


(1)Roger Taylor

1949年生まれ、イギリス出身、「Queen」として1970年にデビューしたRoger Taylorが1票を獲得しました。

<投票された方からのコメント>
「I Want to Break Free」の時、女子高生のコスプレをしていたが、その出来に本人は大変満足そうだった。どうすれば「可愛く」見えるかちゃんと理解し、演じているように見えた。

確かに、女子高生のコスプレをしている「I Want to Break Free」(1984年)のビデオを観ると、メンバーの中で誰よりも自分が1番かわいく仕上がっているという自信に満ち溢れた表情をしています。


(2)Lynsey De Paul

1948年生まれ、イギリス出身、1972年にデビューしたLynsey De Paulが1票を獲得しました。

<投票された方からのコメント>
妖精と言われたロンドン出身の女性シンガー、リンジー・ディ・ポールの魅力は、甘くささやきながら歌い、典型的な「ウィスパリング・ヴォイス」で、その歌声はセクシーでもある。あまり生々しい感じがなく、ドリーミーでキュートで可愛らしく、どこか虚飾めいた甘美さが漂っており、何か惹きつけられる。

「Won't Somebody Dance with Me」(1973年)を聴くと、まさに「ウィスパリング・ヴォイス」の歌声が優しげですね!また、濃いアイメイクがセクシーさを演出しているように感じます。


(3)Leif Garrett★2票

1961年生まれ、アメリカ合衆国出身、1976年に歌手デビューしたLeif Garrett見事2票を獲得しました。

<投票された方からのコメント>
・当時プロモーション来日し、池袋西武の屋上でスケートボードを披露していた彼を観に行き、アイドル雑誌「Rock Show」にもニコニコ笑顔な彼のグラビアが満載でした。でも実際は、「くだらないティーンエイジャー向けのバブルガムポップソングを自分の意思とは関係なく歌わされ続け、儲けたのは彼らばかり」と思っていたそうで。。そんな反動からか79年から麻薬吸引や飲酒運転による交通事故などを起こして、人気も下降していったそうです。そんな作り上げられた70年代の彼ですが、底抜けに明るい歌声とまさにカルフォルニアの太陽のような笑顔は当時の私のような少女にはたまらなく眩しかったです。(※一部を抜粋)

・日本での売り出し方が、アイドルアイドルしていた。

元々子役で、ドラマでの人気に火がつき、歌手デビューを果たしたそうですが、やはり本人の意思を尊重されなかったアイドルの辿る道には胸が痛くなりますね。それにしてもLeif Garretがスケボーを披露したというプロモ来日のエピソード、とても貴重ですよね!
「New York City Nights」(1979年)は日本のぶりっ子アイドル・田原俊彦もデビューシングルでカバーしました。


(4)Shaun Cassidy

1958年生まれ、アメリカ合衆国出身、1977年にデビューしたShaun Cassidyが1票を獲得しました。
こちらはコメント無しの投票でした。「Da Doo Ron Ron」(1976年)を軽々と歌いこなす姿は、長い前髪を振り払う仕草含め、アイドルとしての余裕を感じますね。


(5)Prince

1958年生まれ、アメリカ合衆国出身、1978年にデビューしたPrinceが1票を獲得しました。

<投票された方からのコメント>
イケイケな楽曲・パフォーマンスからぶりっ子だと思いました!

「I Would Die 4 U」ザ・完璧主義1985年のライブパフォーマンスには目が釘付けになりますね!「カッコよく見られたい」というナルシストな要素も感じられます。


(6)Pete Leay

1959年生まれ、イギリス出身、1976年に「Buster」としてデビューしたPete Leayが1票を獲得しました。

<投票された方からのコメント>
BCRのライバルとしてデビュー。日本で人気爆発したヒット曲「すてきなサンデー」のPVでリズムに合わせて首をフリフリして笑っている姿が印象的でした。他のメンバーもみんなアイドル要素ありました。

やはり、歌い仕草が「ぶりっ子」ポイントになってくるようですね。「すてきなサンデー」(1977年)の曲調からもお利口さを打ち出しているように感じます。(PVを探せなかったので、音源のみのバージョンを貼り付けます。)


(7)Madleen Kane

1958年生まれ、スウェーデン出身、1978年にデビューしたMadleen Kaneが1票を獲得しました。

<投票された方からのコメント>
モデル兼シンガーでフランスを中心に活動。
お洒落なディスコの曲風でアダルトなぶりっ子と言えるでしょう。

「Cheri」(1979年)を歌いながらある男性をひたすら誘惑するという謎ビデオがアップされていました。お色気ぶりっ子アイドルなのでしょうか。


(8)Carol Douglas

1948年生まれ、アメリカ出身、1975年にデビューしたCarol Douglasが1票を獲得しました。

<投票された方からのコメント>
ヒット曲「恋の診断書」から感じとれる、
曲風、声の質がぶりっ子の雰囲気。「My Simple Heart」のように日本のディスコで爆発的さ人気だった事。

「恋の診断書」(1975年)では、「お医者さんから私の寂しい心を治せるのはあなたしかいないって診断された!」「だから帰ってきて!」と歌っていますが、そんな歌詞と能天気なディスコの曲調が相まって「ぶりっ子」に感じるのかもしれませんね。


以上、8名がエントリーしました。

今回はLeif Garretが見事複数票(2票)を獲得しました!おめでとうございます!
貴重なエピソードや具体的な「ぶりっ子ポイント」も多数挙がり、学び多き回となりました。
改めましてご回答いただいた皆様、誠にありがとうございました!
次回は得票数の多かった1980年代デビューアイドル編です。是非次回もご覧いただけますと幸いです。

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