【1960年代デビュー】洋楽ぶりっ子アイドルアンケート開票結果
「洋楽アーティスト」に「ぶりっ子」は存在するのか?という疑問から生まれ、皆様からの意見を募った「洋楽ぶりっ子アイドルアンケート」。2022年12月12日から2023年2月12日の2ヵ月に渡って投票を呼び掛け計56件の回答をいただくことができました。ご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました。
今回からその集計結果を発表します。1950年代アイドルへの投票は0票でしたので、初回の今回は1960年代デビューアイドル編の発表です。
※「洋楽ぶりっ子アイドルアンケート」について詳しくはこちらをご参照ください。
(1)Diana Ross
1944年生まれ、アメリカ合衆国出身、「The Supremes」として1961年にデビューしたDiana Rossが1票を獲得しました。
なるほど、Diana Rossがいつまでも落ち着くことなく「可愛い路線」を貫いているという視点は新鮮ですね!
(2)Cher
1946年生まれ、アメリカ合衆国出身、「Sonny & Cher」の夫婦デュオとして1965年にデビューしたCherが1票を獲得しました。
たしかに、最近は40歳年下の恋人がいることでも話題になったCherですから、本当に「魔性の女」なのかもしれません。
「If I Could Turn Back Time」(1989年)のビデオを観ると、確かにきわどすぎる衣装を着ています。
(3)France Gall
1947年生まれ、フランス出身、1963年にデビューしたFrance Gallが1票を獲得しました。
1965年の第10回ユーロビジョン・ソング・コンテストで優勝した際の楽曲「夢見るシャンソン人形」は、この幼いともとれる歌い方が「ぶりっ子」と言えそうですね。
(4)Paul McCartney
1942年生まれ、イギリス出身、The Beatlesのメンバーとして1962年にデビューしたPaul McCartneyが1票を獲得しました。
The Beatles「I Want To Hold Your Hand」(1963年)のビデオでは、ドラムのRingo Starrの方が“髪をワサワサ”させてますが、Paul McCartneyも負けずにアイドルらしい笑顔を見せています。
(5)Olivia Newton-John
1948年生まれ、オーストラリア出身、1966年にデビューしたOlivia Newton-John が1票を獲得しました。
確かに、最近アップされた「I Honestly Love You」(1974年)のビデオでは首を傾げて歌ってます。そして、この髪型って所謂「聖子ちゃんカット」ですよね。Olivia は松田聖子というアイドル像の先駆者ということなんでしょうか?
以上、1960年代デビューのアイドルからはこれら5名がエントリーしました。60年代デビューアイドルとなると、さすがに大物が勢揃いでした。また、本企画を考える際のきっかけとなった松田聖子の名前も出てきて、「ぶりっ子」な洋楽アイドルを考察するのに良い初回となったのではないかと思います。
ご投票いただいた皆様、誠にありがとうございました!
もっともっと「洋楽ぶりっ子アイドル」を深堀りする余地があるようです。
次回は1970年代デビューアイドル編です。(次回は複数票獲得のアイドルが登場します。)
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