見出し画像

ライバルブログを丸裸に!キーワードを抜き出して狙い撃ちする方法【07】

こんにちは、りれるです。

ブログに慣れてくると、だんだん気になってくるのがライバルブログの存在。SEOはイス取りゲームなので、ライバルチェックは超重要です。

今回のnoteでは、そんなライバルブログからキーワードを抜き出して「狙い撃ち」する方法について解説します。

なお、少し中級者向けの内容なので、まだブログ初心者さんであれば、まずはこちらの記事から実践することをおすすめします。

・狙い撃ちするべきライバルブログ
・ライバルブログが獲得しているキーワードの調べ方
・新規、リライト対象にするキーワードの選び方

がわかりますので、とりあえず書いている!という方は参考にどうぞ。


はじめに

ブログを書くとき、慣れてくると執筆キーワードを意識して記事を書くようになりますよね。

よくあるのは、Googleサジェストワードを参考にしたり、2単語・3単語の一覧から執筆するというもので、キーワードを軸に選ぶやり方

特に、ブログを始めたばかりの頃に活躍するキーワード選定方法で、これについてはブログ設計図のnoteにまとめてありますので、そちらをご覧ください。

で、今回紹介するキーワード選定の方法というのは、ライバルブログを軸にキーワードを見つける方法です。

このキーワード選定方法をマスターすると、自分のブログに足りない記事(キーワード)や重点的にリライトした方が良い記事などがわかりますので、ぜひ参考にしていってください。

基本的な考え方

ライバルブログを参考に執筆 / リライトするキーワードを見つけるわけなので、重要なのはライバルの選び方です。

なぜなら、この手法では、自分のブログと同等、もしくは少し弱いブログが獲得しているキーワードを狙い撃ちしていくことにあるからです。

基本的な考え方はシンプルで、自分と同ジャンルで、同じくらいの評価のブログが取れているキーワードは、理論上、自分のブログでも取れるはず。

なんなら、自分より評価の低いブログが取れているキーワードは、被せれば根こそぎ奪えるでしょ!ってことだからです。

なお、この方法を応用することで、自分よりちょい上のライバルブログを攻略する方法もあるのですが、そこまでの長文を書く余力がないので割愛させて頂きます。

ライバルブログの選び方

ライバルブログをベンチマークする際は、自分のブログが獲得できているキーワードの中から、稼ぎ頭のキーワードを上から順に5個から10個ほど選び、実際に検索してみてください。

実際に検索してみたとき、毎回自分の記事の前後にいるブログ、それがあなたのライバルブログですので、ブログ名とURLをとりあえずメモっておきましょう。

なお、以下に該当するメディアが上位にあった場合は、ベンチマークから除外しておいてください。

  • 超有名メディア(マイナビなどのニュースサイトやマイベストのような法人メディア)

  • 商標元のオウンドメディア

  • ブログ以外のメディアやWEBサービス

  • 無料ブログ(アメブロとか)

この手のメディアは上位表示されている理由が違うので、ベンチマークしてもあまり参考にならないからです。

キーワード選定の流れ

ライバルブログを軸にキーワードを見つけるには、以下の流れでリサーチしていきます。

Googleサーチコンソールで自分のブログ記事の中から、アクセスを稼いでいるクエリを5個~10個ほどメモ。
❷メモしたキーワードで実際に検索してみて、上位5~10ブログのURLをメモ。
❸同じくらい、もしくは自分のブログより少し評価の低そうなブログをピックアップして、ツールでキーワードを抽出。
❹自分のブログとライバルブログの獲得キーワードと平均順位を表にまとめて執筆キーワードを選ぶ。

※本来は別の意味ですが、クエリ=キーワードとして記載してあります。

❶Googleサーチコンソールで自分のブログを分析

対象のブログを選択後、サイドバーのメニューから「検索結果」メニューを選択。

表示されたグラフに平均掲載順位にチェックを入れると、各クエリ(キーワード)ごとのクリック数、表示回数、掲載順位がわかりますので、クリック数の多い順にキーワードを抽出。

5個~10個ほど抽出しておいてください。

❷実際にそのキーワードで検索してみる

先ほど選んだキーワードを実際に検索して、その検索結果からライバルと思われるブログをリストアップ。

検索キーワード:檸檬堂+キャンペーン+期間
ブログ名:
lemondo.jp
検索結果:
 
1. hogehoge.com
 2. kogekoge.com
 3. lemondo.jp
 4. 公式サイト
 5. nokonoko.com
 6. 知恵袋
 7. ECサイト
 8. nakunaku.com
 9. アメブロ
 10.oseose.com

この場合は、1位、2位、5位、8位、10位のブログをメモっておきます。

この作業を他のキーワードでも繰り返すと、いつも自分より上にいるブログ、勝ったり負けたりなブログ、自分より下にいるブログがわかってきます。

自分より毎回上にいるブログは、Googleからの評価が自分の運営しているブログより高いので一旦置いておいて、まずは勝ったり負けたり、もしくは自分より下にいるブログをベンチマークしておきましょう。

❸ベンチマークしたブログの獲得キーワードをツールで調べる

使用するツールラッコキーワード(有料版がおすすめ)

1-サイト調査

検索窓のタブを右側の「サイト調査(競合調査等)」に併せて、調べたいブログのURLを入力。

2-出力されたキーワード情報をCSVダウンロード

タブメニューの右下に「CSV」と書かれた小さいボタンがあるのでクリック。

3-同様にベンチマークしているブログも調べる

抽出できるデータは、そのブログが獲得しているキーワードと順位、およその月間検索数と想定流入数、そのキーワードを獲得した記事のURLがわかります。

❹調べたデータを合算して一覧を作成、執筆キーワードを決める

ちょっと手間は掛かりますが、全てのデータをまとめて、一覧で見れるようにします。

各キーワードごとに、検索ボリューム、どのブログが何位なのかをまとめることで、ひと目でライバルブログ達と自分のブログのキーワード獲得状況を可視化できます。

ここまで出来たら、狙いたいブログで1位、2位のキーワードでフィルターをかけて、自分のブログが獲得している順位と比較

自分のブログで記事を書いていないキーワードだったときは新規記事の執筆、既存記事で既に順位がついているときはリライト、という流れです。

ライバルブログ調査表を作るメリット

このキーワード調査を行うと、ライバルブログの規模感、獲得キーワード、順位がわかるので、ライバルブログの稼ぎ頭の記事がなんなのか?もすぐにわかります。

また、複数のベンチマークしたブログの調査データをまとめることで、これまで気付かなかったキーワードまで発見できます。

しかも、同じジャンルのブログが取れているキーワードなので、自分も書けば取れる可能性は高い・・・そんなお宝キーワードを簡単に見つけられるのが最大のメリットです。

取り組みキーワードの選び方

ライバルブログ調査表を作り終えると、きっと、色々なキーワードについて記事を書いたりリライトしたくなると思います。

ですが、限られた時間で効率よく成果を上げるには、どのキーワードに取り組むか、という選び方が重要なので、下記を参考にどうぞ。

  • ライバルブログが2つ~3つ、ランクインしているキーワードを選ぶこと
    →1つだけだとブログでは取れないキーワードの可能性があるため

  • 自分と同程度、もしくは評価の低いブログの1位、2位のキーワードを集中的に狙う
    →記事の質が上回れば1位や2位を取れる可能性が高いため

  • 同じようなキーワードが複数あるときは、検索ボリュームの低いキーワードを包括する内容で、検索ボリュームの高いキーワードを狙う
    →複数キーワードをまとめて取れる可能性があるため

  • グルーピングできるキーワードで取れていない、書いていないキーワードは積極的に取り組む
    →そのキーワードのコンテンツ量を増やすことで、そのキーワード全体の評価があがる可能性があるため

まとめ

実際にそのキーワードが獲れるかどうかは、執筆する記事のクオリティにも依りますが、何について書けばいいかがわかっているのはデカいですよね。

ある程度ブログが育つと、ライバルブログと自分のブログの比較はもちろん重要ですが、より上位のブログを目指すなら、こういったキーワードの探し方も出来ないといけません。

ブログは何となく記事を書いても成果は出にくいので、このnoteを参考に計画的にキーワードを攻略していってください。

ブログ初心者向け【無料】ブログ講座

ブログを始めるなら執筆テーマを絞るべし!ジャンルに特化するメリット5選
ブログ記事がサクサク書ける!設計図の作り方
ブログを立ち上げたら”なるはや”でやっておくべきテクニカルSEO
ブログの記事が上手く書けない人必見!シックス・ステップ執筆法
PV倍増!Googleサーチコンソールを使ったリライトの進め方
ただのブログを体感型ブログに転生させる面白ツール&プラグイン
ライバルブログを丸裸に!キーワードを抜き出して狙い撃ちする方法
7桁ブロガーが実践するコンテンツSEO。渾身の記事が上位表示しない理由と対策

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?