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【漫画読書日記】二月だけ勝って大丈夫?本質は見た目のハードルをまず越えてから?

漫画大好き。
続刊を読み続けているものも多いです。

本好き、マンガ好きって常に読み続けながら新しい何かを探しているんじゃないかな。
私はそう。
常にリードアンドシーク!
鵜の目鷹の目で次なに読む⁉︎ってね〜

読んでる方はきっとお待ちかねの、出ましたね!
『二月の勝者』18巻

まだまだ2月が続きます

まさに悲喜交々。
塾講師もこの時期はアドレナリン出っぱなし。
合格したら嬉しいし、不合格は悔しい。
そして次々と翌日のために登塾して、対策する。リアル〜
このマンガの中では、実際に校門で応援してるけど、コロナでやらなくなったかな。(zoomでやったりも)

でもまだ12歳なんだよね。強いようでも
不合格が続くと、心にくるよね。
頑張ってもダメなのか、とか。号泣する姿は涙を誘います。

このマンガとは関係ないですが、この二月、合格発表が大幅に遅れた某S校については、おそらくこのマンガ以上に親御さんの悩みや色々なドラマがあったのではないでしょうか。

さて次巻はいよいよ開成の合格発表でスタートかな。楽しみです。ドキドキしながら結局読んじゃいますね。

次はガラッと変わって
『ブスなんて言わないで』

この裏表紙だけでも読み応え!

このマンガのテーマ。
おそらく結論は出ないと思います。
でもこのマンガが扱うテーマは、深くて面白い。ルッキズムに対しての多角的な視点が揺り動かされます。
主人公は対比的な2人。
生来の美しさを待つ梨花(社長)
幼い頃からブスと言われ続けた知子(梨花とは高校も同じ、今は故あって同じ職場)
他に登場するのはイケメンだが低身長の小坂。
などなど…

3人とも、いやそれ以上に、出てくる人たちが見た目と世間の要求と、自分の考えに翻弄されながら生きていく様子が、とにかく興味深いのです。

例えば、ちょっと前までは「モテ」を主目的にした雑誌作りだったのが、「自分らしさ」を追求する、に、コンセプトが変化しています。
ミスコンは見た目だけではなく、個性を見ると言いながら、本当にその個性とは美しさは関係ないのでしょうか。

反ルッキズムと言いながらも、美しいものに惹かれる人の性(さが)を否定はできません。
そこに男性は身長というファクターも加わるというのがこのマンガで取り上げられています。

なかなか出口の見えないテーマを掘り下げている、読み応えのあるマンガです。
こちらも次巻が楽しみです。

2冊とも、現代社会の一面を切って描き出した作品。
漫画を通して、社会を知って共感や考える材料をもらってます。

まだまだ読むよ〜

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