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曲から一句の作り方【春バージョン】

さてこの春、自由の翼を得て大空へはばたいていった、「曲から一句」。

白熊杯の記事に、12音+季語で俳句を作る簡単な作り方を紹介したところ、なかなか評判良かった。

で..

まだまったく春の作品を作ってないんだよね..
頭の中がちょっと短歌寄りになってるこの頃。
このままだと俳句、作れないかも?😱

というわけで、
今回は春曲で作り方を紹介しながら、
一緒に俳句を作ってみたいと思います( • ̀ω•́ )キリッ✧

まず、私の中で春歌といえばこちら。

春の推し曲、ヨルシカ「春泥棒」から、
気になる歌詞をチョイスします。

高架橋 青が覗く 瞬き 億劫
今日さえ 過去に変わる 風を待つ
声も忘れて さよなら
花が降るだけ 晴れ 春吹雪

花見 春の匂い 夏が来る 君が覗く
春に会える 木陰 息を忘れて 花の隙間 
散れり 会いに行く 溜息 終わる 
時間が散る 愛 言葉足らず
踏む韻 言葉如き はらり 葉が残る 春仕舞い

「春泥棒」の歌詞より、単語のみ抜粋。


この中から、まず俳句を作るためにパズルのように組み合わせて12音を作ります。場合によって語尾も変えます。

今日さえも 過去に変わるよ
さよならの 声を忘れて
ため息に はらり降る花
高架橋 韻も言葉も

 

この下五に好きな季語を入れます。
季語はオンライン歳時記に一覧があります。
(↓季語ってなに?という方はこちらをご参照🌸)

今日さえも過去に変わるよ花吹雪
さよならの声を忘れて春深し
ため息にはらり降る花夏隣
高架橋韻も言葉も飛花落花

「花」と「夏隣」は季語かぶりですが
みん俳では気にしません✨


ハイ、もう4句できた(。・ω・)ノ



実は、曲を聴いたり歌詞を見てる間は🤔ウーン という感じだったのですが、歌詞から抜き書きしたらすぐ出来ました。季語は、内容に遠からず近すぎないくらいの好きな言葉にしました。

ただ、あまりに歌詞に近いと、提出するのは気が引ける方もいるかもしれません。そういう場合はここから自分の言葉に変えていくと良いかも。


もう一つは、曲の内容をよく読んで自分の言葉で作る方法。この曲は、端的にいうと「命を桜に例えた恋物語」と捉えるのが主流。

飛花落花息も忘れて立ち尽くす

儚く散っていくものを止めることはできなくて、
でも、だからこそ瞬きなんてしてる暇もないくらい
その輝きに見惚れていたい。 


この美しい動画はまさに、飛花落花
飛花落花ひからっかとは、「桜の花が盛りを過ぎてとめどなく散るさま」を表す季語。でもこの句はいまいち、もうちょい時間をかけて推敲したいところ。

さらにここに、下七七をつけて短歌にしてみます。

飛花落花息を忘れて立ち尽くす
どうか僕から春奪わないで

タイトル「春泥棒」からの連想



そして川柳は、桜と恋に焦点を当ててみます。

散り様は恋も桜も美しく
散らないでずっととなりにいたいのに

恋の川柳がうまくいかない、、



こんな感じで、曲の雰囲気に合わせたり、単語を借りてきたりすると比較的簡単に作れるんじゃないでしょうか。

もちろん自分のやり方で大丈夫✨
俳句や短歌の形にまとめる練習にもなりそうです❣️
ここで作った作品をライラック杯本番に出してもOK。「#曲から一句」タグを付けて自由に遊んでください。

ぜひぜひ、お気に入りの曲を聴きながら、楽しく創作してみてくださいね〜(。˃ ᵕ ˂ )ノ゙



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今日から第3回目、お題の短歌に返歌をしてみよう(。˃ ᵕ ˂ )ノ゙コメント欄に遊びにきてね❣️記事も🆗👌


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初心者さん歓迎!
各部門おひとり1記事、3作品まで😊
春の句や首をご用意くださいね🌸


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