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御披楽喜


おはようございます
こんにちは
こんばんは
ザウルスです


結婚式など縁起のいい会の終わりは【御披楽喜】と表記するのだそう.『披』閉じてあるものを開く,『楽』快く安らか,『喜』よろこばしくめでたいという言葉を,”お開き”という言葉に当てたという.


こんな御披楽喜はすごい!と思った披露宴がある.新郎新婦の挨拶と共に親族が会場に向かって一礼する.その後,会場スタッフの方全員が一列にズラリと並び,合図と共に会場に向かって一礼する.その光景に会場全体は大きな拍手に包まれ,御披楽喜となった.その幸せな雰囲気に,まだ10代だった私は心を打たれた…



後に聞くと,”会場を作り上げてくれた方々にも感謝の拍手を”という新郎新婦の思いがあったという.ブライダル業界ではない私が言うのも良くないが,こんな演出は見たことなかったからだ.メインは私たちだけではない,これからも周りの方々を大切にしたいという思いが溢れていた.



チャペルの扉が開いた.大きく重厚感のある扉の向こうには主祭壇に繋がるバージンロード.神秘的な雰囲気と天井からの差し込む光に,自然と肩に力が入る.

来る結婚式の前にチャペルを観に行ってみた.間違いなく緊張するだろうと不安に駆られたが,この雰囲気に家族や友人,同僚が御出席してもらえるのだと思うと,どんな心情になるのかと思ってしまう.そこは当日の私に委ねるとしようか…頑張れザウルス…


御披楽喜のみならず,10代の時に見た幸せな笑顔溢れる雰囲気にしたい.さぁ,どんな演出に組み立てていこうか.


扉が”開き”始まる.

披露宴は幸せに”御披楽喜”


妻は花に手をかけたいと言っていたので,笑顔の花も開く演出ということで.

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