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Sansanを退職し、起業しました

みなさんこんにちは。

初めてのnoteが退職エントリになってしまいますが、2022年5月30日の最終出社を終えて、新卒からお世話になったSansan株式会社を退職しました。

Sansanへの感謝も込めて、今までやってきたこと・これからやっていくことをまとめていきたいと思います。

今までやってきたこと

Sansanには2019年4月に入社し、3年ちょっと在籍していました。
大きく分けるとデータアナリスト時代とUXリサーチャー時代に分かれます。

CPO室 / データアナリスト時代(2019/04 - 2020/11)

新卒入社時に配属されたのがCPO室という部署でした。

CPO(Chief Product Officer)直下の部門で、CPOの他にはデータアナリストが5名ほど在籍していました。

ここでは主にSansanが保有するプロダクトの行動ログを分析し、各プロダクト責任者に既存機能の改善や新機能開発の提案を行っていました。

また、プロダクトの性質やミッションに応じて適切なKPIを設計し、KPI改善のためのデータ分析を行っていたりもしました。

大学時代のバックグラウンドもあり、SQLやpython、統計的な知識などはありましたが、プロダクトの意思決定を正しく行うためのデータ分析を経験できたのは、今後のキャリアを形成する上でも非常に役に立つと思います。

さらに、CPO室はプロダクトの中長期的な戦略を担う部署でもありました。

全社目標から導き出されるプロダクトの理想的な状態と、現在のプロダクトのギャップを把握し、それを埋めるためのプロジェクト推進も行っていました。

UXリサーチセンター / UXリサーチャー時代(2020/12 - 2022/05)

Sansanが保有するプロダクトの数が増えてきたこともあり、先述のCPO室が母体となって、プロダクト横断的に定量・定性調査を行うUXリサーチセンターという組織の立ち上げを行いました。

正式に稼働を始めたのは2021年6月からですが、2020年の秋ごろから構想があり、私も1人目リサーチャーとして準備を進めていました。

組織立ち上げの詳細はSansan公式ブログで記事にしていますので、気になる方はそちらをご覧ください。

UXリサーチャーとしての主な活動は、各プロダクトのPdMに対してプロダクト開発の意思決定に必要な情報をヒアリングし、調査を実施した上で結果を返すことでした。

主にアンケート調査やユーザーインタビューを行い、ユーザーが持っている課題の検証であったり、課題を解決するためのソリューション検証を行っていました。

また、UXリサーチセンターの正式稼働後はチームマネジメントも経験することができ、今までのプレイヤーとしての業務とは違った経験ができました。

総じて

結論、Sansanに入社して本当に良かったなと感じています。

個人的には会社で働く上で一番大事なのは、誰と仕事をするかだと思っています。

私の場合は運も良かったのですが、優秀な上司や同僚と共に仕事を行うことができ、また、直接仕事には関わらずともいろいろな方に飲みに連れて行ってもらったりもしました。

その中で自分自身大きく成長できたと思っていますし、今後のチャレンジを応援してくれることも非常に嬉しく思っています。

これからやっていくこと

掲題の通り、大学時代の同級生と2人で会社を立ち上げました。

当面は今までやってきたデータ分析やUXリサーチの経験を元に、業務委託の形で以下の内容の支援をしていきます。

データ分析関連
・データ分析基盤の整備、プロダクトごとのKPI設計
・行動データやKPIの可視化、分析、及び改善施策の提案

UXリサーチ関連
・UXリサーチを実施するための仕組み作り
・UXリサーチの実施、または実施支援

さらには、今までの経験やこれからの業務委託での経験から、様々なデータ分析をテンプレート化し、アナリストでなくても高度な分析ができるプロダクト開発を行っていく予定です。

おまけ(というか宣伝)

1. Twitter始めました

今更感ありますが何事も遅すぎることはないと思うので、こちらからぜひフォローをお願いします。

2. 業務委託での支援

データ分析やUXリサーチに関する支援については、詳細を以下で記事にしていますので、ご興味がある方は参考にしていただけると助かります。


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