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"モザイクの向こう側"

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普通の大学生の私が何故AV女優になったのか、AV女優になるまでどのような事をしてきたか、私の生き方の軌跡です。
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2021年12月の記事一覧

#3 私は何故AVに出たいのか(2/2)

#3 私は何故AVに出たいのか(2/2)

(↓前編はこちらからどうぞ)

不安と期待が入り交じった心持ちで迎えた大学入学の日。
この頃には、AV女優になりたいと思った事、そしてその事実を消し去った過去すらすっかり忘れていた。
なぜなら私には「大学教授(もしくは研究者)になる」という新たな目標が出来ていたから。
今だからこそ言える事かもしれないが、この目標というのも結局のところ「高い学費を払ってもらい大学に入るのなら、それ相応の目的や志を持

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#4 事務所での面接

#4 事務所での面接

「りほ様にはご来社頂きたく・・・」

事務所の採用担当の方から返事が来たのはすぐだった。
面接可能な日をいくつか提示し、その日が来るまでソワソワしながら待った。
面接までに何か出来ることはないか。
そう思い立ち、今の自分の想いを紙に書き留める事にした。
昔から字を書くという行為が好きだったし、夢中になって書いていると心が整理される感覚があった。
それに、私は肝心な時に大事な事を言えず後悔した事が何

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#5 いざ行かん、メーカー周り!

#5 いざ行かん、メーカー周り!

というわけで、無事AV女優の事務所に所属する事が出来たのだが、所属しただけでAVに出演出来るという訳では無い。
むしろここからが本番である。

私はAV女優になろうと決意したその日から、この業界についてのあれやこれやを自分なりに色々調べてきた。
そうして分かった事は、この世界で長く活躍していく為には努力を怠らないのは勿論、皮肉にも"運"というものが十分に関係しているらしいという事だった。
無論、私

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#6 AVデビューへの切符

#6 AVデビューへの切符

大学の授業が終わり、「今日も誰とも話さなかったな…」なんてぼんやりと思いながら、どこに寄り道するでも無くそそくさと電車に乗り込む。
家に着いて携帯を見ると、一件の不在着信が入っていた。
名前を見るとそれは事務所の社長さんからで、急いでかけ直すと、先日行ったメーカー周りの結果が出たとの事だった。

恐る恐る話を聞くと、私には全部で四つのメーカーさんから専属契約のお声がかかっていたらしい。
ということ

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