元公邸料理人のイスラエルという国　その２

ここイスラエルはコロナ感染者の増加に伴い、再びロックダウンします。起業したばかりというのに、トホホ。。という感じではなく、ずっと走り回ってきたので、休暇が取れた気分で、少しホッとしてます。

一番辛いのは、大好きなイスラエルの自然に触れ合えないことです。イスラエルは四国ほどの小さな国ですがイタリアのように南北に細長く伸びたような国です。私が住んでいるのはヘルツェリヤという、経済の中心であるテルアビブから少し北のほう。だいたい真ん中あたりです。北部は緑に恵まれ、南部は土砂漠が広がっています。また西側は綺麗な海が続きます。イスラエルに来るまでは、山派だったのですが、海は海で大好きです。今住んでいる場所も海まで5分ほどなのですが、あんまり行けてないのが現実。。最南部のエイラットがスキューバーで有名ですが、比較的、人気の少ない地方に行くと、シュノーケルで簡単にちょっとした魚やヤドカリが見つけれます。

イスラエルの自然を楽しむ上で、欠かせないのが野鳥です。渡り鳥もペリカン、フラミンゴ、鷹と、本当に沢山の野鳥を短で見ることができ、我が家の庭にも、可愛い鳥たちがよく遊びに来てくれます。一時期、日本人の友人とやたらと野鳥の写真を収めるために、あっちこっちに出かけてましたが、その際にみるイスラエルの自然には圧巻されてきました。イスラエルの友人たちはどちらかというと、緑のある北部か、海に出かける方が多いのですが、僕は個人的に南部の土砂漠の光景が大好きです。日本ではまず見かけない光景で、なかなか絶景です。

もちろん野鳥や魚だけではありません。様々な動物に触れることができます。普通に夜道を歩いていると、ハリネズミがいたり、野生のヤギがいたりなど。実は自然がとても豊富なのがイスラエルの特徴で、イスラエル人の多くはそういった自然を楽しむ習慣があり、ちょっとしたトレッキングやキャンプに週末に出かけたりするのが当たり前のような感じです。せっかく時間ができたのに、そんな楽しみを指を咥えて、自宅待機か。。。。。

個人的に宗教や歴史もとても興味深い国ですが、個人的にはイスラエルの自然をご紹介したいと思い、今回はブログにしてみました。今後も時々イスラエルの意外な一面をご紹介していけたらなと思っています。