朝起きて身体がバキバキなのは、夢のせい?
寝た気がしない。そう感じるのは、身体が痛いから。寝る前はここまで疲れていなかったのに、起きてからの方が身体がシンドイってどういうこと?と布団の中で呆然とします。
わたしは時々、全身に力を入れたまま寝てしまうみたいです。翌朝のバキバキな身体の仕上がりには、毎度ため息が出るのですが、今朝もそんな具合で。
思い当たることとすれば、夢をみたこと。夢は、起きたその瞬間から毎秒単位で忘れ去られていくので、今も次第にぼやけた記憶となり始めています。
過去には、犯罪組織に追いかけられる夢や観覧車が火事になる夢など、どれもバキバキの朝を迎えました。夢の中で相当緊張していたんだと思います。
今回は、前職の上司が出てきました。場所は職場のミーティングスペース。部署内の全社員で、来月の仕事について連絡し合っているのです。
前職でそのようなミーティングはやったことありません。ここでわたしの特徴をお伝えしておくと、わたしは夢を夢だと認知できないのです。
そのため、退職したはずの職場にいることも、やったことのないミーティングも、まるで自分の現実として受け入れていました。
ミーティングの話し手が、わたしに回ってきます。当時、自分が担当していた仕事内容を告げました。その後の上司の言葉をはっきりと覚えています。
「誰にでもできる仕事を、ここで報告するんじゃない」
そんなことを言う上司ではなかったのに、強い口調で怒られました。普段上司に言い返さない私も、夢の中では果敢に挑みます。
「誰にでもできる仕事だとしても、やっていくうちに自分にしか出せないオリジナリティが出てくると思うのですが」
私はなぜこのような主張をしたのでしょう。よくわかりません。でも、私の潜在意識の中にオリジナリティに対する意見が眠っていたということなのでしょうか。
普段、誰にでもできるだろう事柄に不満を抱くことはあります。これって私がやる必要なくない?と。
でも、自分が任された仕事は誰かがやらねばならない仕事。効率化を図るも何か改善するも、それは私の取り組みから生まれていくものなのかもしれません。
そんなことを夢の中で考えている私は真面目だなと思います。寝ている時くらい、もっとリラックスすればいいのに。
目覚めると、やはり身体はバキバキです。果敢な挑戦が身体への負担になってしまいました。
他にもエッセイを書いています。
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