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図書館で予約した本はいつ届くのか、予想してみた

図書館が家の近くにあるなんて、本好きな私からするとたまらなく幸せな生活です。目にとまった小説を借りることが多いのですが、話題の書となると中々手に入りません。

そうと分かっているのに、この度、凪良ゆうさんの「汝、星のごとく」と「星を編む」を図書館で予約してしまいました。予約人数を見て、あらまあびっくり。

<検索結果>
汝、星のごとく/2022.8発売 ー1548人待ち
星を編む/2023.11発売    ー572人待ち

図書館予約システム

この子たちを読めるのはいつになるのやら、と絶望から諦めの感情に。しかしその数分後、この子が手元に届く日数、もはや年数を予想したい気持ちに駆られました。

まずは、1人の人間が一冊を保有できる日数を考えます。

貸し出し期間 MAX 2週間
取り置き期間 MAX 1週間
一冊の保有期間/人 MAX 3週間

わたしの頭の中

であると仮定しました。
ぶっちゃけ、すぐに返却をする方や、予約者の待つ他の区の図書館に本を移動させる日数などを考慮するとキリがないので、一旦1人あたり3週間保有できるとしたいと思います。

一見すると、2023年発売の「星を編む」の方が早く順番が回ってきそうだな、と単純計算をしかけて、待てよ…とわたしの脳内がザワザワします。

そもそも、図書館に所蔵している本の冊数を考えないと!と初歩的なところを思い出しました。危ない危ない。

<検索結果>
汝、星のごとく(1548人待ち)   ー80冊
星を編む(572人待ち)              ー12冊

図書館予約システム

圧倒的に「汝、星のごとく」が多いではないですか!所蔵数のことを思い出してよかったです。

それでは、期間と冊数からいつ私の手元に届くのかを計算してみましょう。ごちゃごちゃ計算しているので、太字だけ見ていただければ大丈夫です。

<前提>
 3週間 × 4 = 3ヶ月
 3ヶ月 × 4 = 1年

自分が計算しやすいために…

「汝、星のごとく」
 80人 × 4 = 320人(3ヶ月で借りられる人数)
 320人 × 4 = 1280人(1年で借りられる人数)
 1548人 - 1280人 = 268人
 268人 ÷ 80人 =3.35ヶ月 ≒4ヶ月
→1年4ヶ月

わたしの頭の中

「星を編む」
 12人 × 4 = 48人(3ヶ月で借りられる人数)
 48人 × 4 = 192人(1年で借りられる人数)
 572人 ÷ 192人 =2.9791… ≒3年
→3年

わたしの頭の中

なぬ!「汝、星のごとく」の方が1年半も早いことがわかりました。早い、といっても1年以上はかかるので、時間感覚マヒ気味です。

「星の編む」は所蔵数が少なめなので、今後寄贈や他の方のキャンセルで一気に追い上げる可能性も秘めておりますね。

それにしても、私は一体、何を計算しているのだろう。変動要素が多いのに、"仮定して"なんてカッコいいことを言っちゃって。考え方に自信があるわけでもないのに、noteでわたしの頭の中を公開してしまいました。

ただ、予想したことにより、少しだけ待ち年数が楽しみになっています。答え合わせができるからです。

果たして、私がこの地域に住んでいる間に、この2冊は私の手元にまわってくるのでしょうか。はたまた、キャンセルする人というのは私のことなのでしょうか。いつかまた、報告します。




前回のエッセイはこちらです。

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