読書|三毛猫ホームズのプリマドンナ
お久しぶりの赤川次郎作品です。中学生のころ、三毛猫シリーズは読み漁りました。それでもなお、読んだことのない作品はあるものですね。
ミステリーの短編集が3作収録されています。三毛猫シリーズは、重すぎず軽やかに読むことができる事件モノなので、子どもの頃からとっつきやすいイメージです。
久しぶりにページを捲ってみても、その印象は変わらず、主人公の片山刑事をはじめ、妹の溌剌とした晴美など、名前を見れば「あぁ〜そうだったそうだった」と思い出せるくらいには、記憶の奥底に物語が眠ってい