独身に保険不要論～３つの理由～

独身に保険が要らない３つの理由

自動車などを持っていない独身の方、保険は必要ありません。私はマイカーを手放した時、自動車保険・生命保険・医療保険を全部解約しました。浮いた保険料は投資に回しており、生活の不安は一切ありません。その理由を３つ解説します。

＜注意＞自動車や原付、自動二輪（バイク）を持っている方は自賠責保険は必ず加入してください。未加入だと法令違反になります！

自賠責保険（共済）とは？

①独身が死んでも誰も困らないから

かなり語弊を招く言い方ですが、独身者には守るべき家庭がありません。しいて言えば親御さんですが、あなたを立派に育てあげた人生の先輩です。あなたが居なくなっても経済的に今までと変わらず生活できます（精神的には無理だと思いますが。）

私は社会人２年目で生命保険に入りました。「あなたが死んだら300万円の死亡一時金が出ます。親御さんに迷惑をかけず人並みの葬式が出せます」と言われたのが決め手でした。しかし今、現金300万円あるので死んだら親に相続させればいい。生命保険に入っている意味がなくなったわけです。

②医療・健康保険制度が整っているから

日本の医療は素晴らしい

日本は世界的に見れば恵まれた国です。よほどの田舎じゃない限り、病院にすぐ行けて診てもらえます。診察代・薬代も３割負担で済みます。

世界には適切な医療を受けられず命を落とす国・地域があります。衛生環境が良く、誰でも適切な医療を受けられる日本で若い世代が命にかかわる病気になる可能性は極めて低いです。

高額療養費でお金が戻ってくる

もし大病になったとしても、健康保険には「高額医療費」の仕組みがあります。自己負担額が一定額を超えた場合、申請をすればあとで返金を受けることができます。

高額な医療費を支払ったとき | こんな時に健保 | 全国健康保険協会

この仕組みを使っても瞬間的な出費は避けられないので、医療保険などが売り出されてます。一家の大黒柱が倒れたら必要かもしれませんが、独身であれば足が出たら身内に借りればいいし、何年も返せないような金額にならないはずです。

③保険料に見合った利益がないから

定期保険は死んだ時にしか元が取れない

定期保険はいわゆる「掛け捨て」の生命保険です。保険料は一番安いですが満期保険金が出ません。養うべき家族がいるけど今は貯えがなくて不安という方は「定期保険」がおすすめですが、独身者の場合、定期保険で元が取れるのは自分が死んだ時しかありません。まさに死に金です。

終身保険に入るくらいなら銀行に預けろ

終身保険も満期保険金が出ませんが、解約すれば返金率が高いのが特徴です。貯蓄性の高い保険と言われますが、あくまで「保険」の中だけの話です。終身保険は払い込んだ何割かの大切なお金が消えるのが確定している保険です。皆さんが使っている銀行口座に「10年後に預金が10％減る」ものはありますか？終身保険でお金をつぶす位なら銀行に預けた方がよっぽどマシだと思います。

現役人事のため年末調整で色々な保険を見ますが、ドル建ての養老保険の年間保険料は二度見する位高いです。最高30万超えだった気がします。生命保険料控除でも最大4万円しか控除されないのに。そのお金でハワイ行けばいいのになと考えてしまいます。

まとめ

• マイカー、バイク持ち以外の独身に保険は要らない。

• 独身が死んでも誰も困らない（経済的に）

• 大病になっても高額療養費で乗り切れる

• 定期保険、終身保険に入るくらいなら貯金（投資がベスト）

最後までお読み頂きありがとうございました！かなり主観が入った内容ですので、ご自身の保険方針を決める際は参考程度に留めてください。よければスキとシェアよろしくお願いします！