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2020年見出した「北海島プロジェクト(島プロ)」という希望〜島プロとは何か、何を目指しているのか〜

<目次>
①島プロができるまで(2020年に起きたこと)
②島プロとは何か?
③島プロが目指しているものは?
時間がない方には、③だけでも、少し時間がある方には③→①を、全部読んであげるよという方には①→②→③と読んでいただきたいです

①島プロができるまで(2020年に起きたこと)

2020年、新型コロナウィルス感染拡大により、観光業に携わる弊社は大打撃を受けました。

その最中でのアクションや動きに関しては、すでにnoteで書いてあるので、興味のある方はぜひ覗いてみてください。

本当にもがいた年でした。

昨年は多額の借入もして、現在は延命措置ができておりますが、損益分岐点はいまだ超えておらず、厳しい状況は続いています。

この状況はいつよくなるのだろうか?

この状況がよくなる未来は訪れるのか?

考えてもどうしようもないような未来ばかりを考えてしまい、立ち止まってしまうこともありましたが、今は前を向いて進めている気がします。


2020年たくさんのことがありましたし、現状を打破するための施策を打ちまくりました。

その中でも、「北海島プロジェクト(略称:島プロ)」を始動できたことは、個人的にも、会社的にも財産になると確信しています。

あらゆる境界を融かす

これは僕が17歳の時から大事にしていた思いです。

最近ようやく言語化できました。

高校二年生(17歳)の時に、性奴隷にされていた韓国人女性が共同生活をしている「ナヌムの家」に行き、学生代表として挨拶をした際に、暖かく優しいハグで迎えてくれて、泣きながら当時の様子を語ってくれた時。

大学1年の終わりに(19歳)、インドに行き、机の上でだけ勉強していたカースト制度を、目の当たりにした時。

分断、断絶があるから起きてしまう悲しい現実に、胸が苦しくなりました。そして、何もできない自分自身に憤りと虚しさも感じていました。

その後、大卒起業でゲストハウスを最初の事業として始め、目の前で「はじめまして」の人たちが繋がっていく様を見たときに、「僕が表現していきたいことはこれだ」という確信に変わりました。

しかしながら、2020年には対面での会うことが制限され、今までこだわってきた価値を提供できない、さらには密の中生み出される価値が悪とされる風潮が漂いました。

自分たちが信じてきた価値の提供を諦めたくはない。

その思いを抱き続けてきた結果、オンラインを活用しての価値提供に動き出します。

今までは「オフライン(対面)の方がいい」と言い張り、オンラインでの動きに関してはさほど興味がありませんでしたが、そもそもその発想自体が、オンラインとオフラインの分断を起こしていると気づき、今はオンラインとオフラインが交わるからこそ生まれる価値に焦点を当てるようになりました。


【②島プロとは何か?】

前置きが少し長くなってしまいましたが、「あらゆる境界を融かす」という言葉を大切にし、年代や業種、住んでいる場所や肩書き、国籍や宗教観などに関わらず、「北海道」というキーワードだけで繋がっていく世界観を表現したいと思い、「島プロ」というプロジェクトが始まりました。

クラウドファンディングで口火を切り、10月1日にFBグループが始動しました。

*島民のみFBグループへ招待しています。


FBグループ内で行われていること
毎日配信島マネ便り
→島マネである僕が、毎日昼ごろにお便りを配信しています。島プロで行っていることの情報共有や有益(であると願っている)情報をお届けしたりしています。
*一日20円(月額600円)をいただいているので、一日20円以上の価値提供をしていくのだと勝手に意気込んでいます。(本日も2000文字弱書いていたみたいです...!)

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*10月1日から書きはじめているので、本日(1月1日)の投稿で93日連続での投稿となりました。5年間は毎日投稿しようとしています。

部活動
現在行われている部活動は以下の通りです。(1月1日現在)
ランニング部(11人)
→オンラインで繋いで挨拶を交わした後に、それぞれが走り出し、30分後に再集合してクールダウンをしながら会話をして、一緒にランニングを楽しむ部活です。

ウチノコ部(15人)
→一緒に暮らしている犬や猫、その他の動物やお子さんなどを自慢し合う、島プロで一番平和な空間です。

アイデア部(54人)
→企業島民からの悩みや課題に対して、アイデアを出し合い、解決策を導き出す部活です。
*最近は「みんゆき」に関してのアイデア会議が開かれています。

マナ部(50人)
→月に一度を目処に、zoomを用いて1時間半の学びの場を開いております。45分間は島民以外でも聞けますが、後半45分間の交流方の学び場には島民のみが参加可能となっています。

島プロ基地(35人)
→島民で場所を持つ人たちの場所を「島プロ基地」と呼び、リストを作成し、島民が行き来し合うような世界観を作っています。今後は、島民限定の割引やサービスを島プロ基地で得られるようにし、島民の行き来がより盛んになるような仕掛けをうっていきます。

今後はあるメディアと連携を行い、ライターになりたい、ライティング、取材のスキルを学びたい人向けの「キシャクラ部」、教育に関心のある人が情報収集できる「キョウイク部(仮名)」、写真好きがお互いの写真を共有したり、知識を共有したりできる「シャシン部」、北海道グルメの情報共有をしたり、マップを作ったりする「クイシンボウ部」、おうち時間を充実させるための情報共有をする「キタク部」、デザインスキルを高めあう「デザイン部」、クラウドファンディングの相談を聞いたり、一緒に起案し、応援し合う「クラファン部」などを増やしていく予定です。
*それぞれの部活動で交差しあい、価値創造ができればと思っています(例:シャシン部クイシンボウ部の冊子づくりをデザイン部に発注し、資金集めをクラファン部で行い、マーケをアイデア部で考えるなど)
今後、島民の皆さんの「やりたい!」という声をすくいあげながら、新しい部活が生み出されていけばと思っています。


様々なキャンペーンに応募、参加でき、出店の機会なども得られる
10月1日以降、島民限定で様々なキャンペーンが行われています。

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ワーケーションやキャンピングカーでの周遊ツアーに基本的に無料で参加できたり、企画の際に購入したお土産が当たる抽選の応募権利があったり、無料で出店できる機会があったりと、当初想定していたよりも多くの機会提供を島民の皆さんにはできているのではないかと思います。島民だからこそ得られる特典は今後も増えていくと思いますので、ぜひ入島してください^^

島のみに参加できる

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毎月一回、島民限定で行っている「島のみ」というものがあります。
zoomを用いてオンラインで繋ぎ、ざっくばらんにいろいろなことを話しながら、1時間ほどの時間を過ごします(楽しくて、いつも大体1時間半になります。笑)。

毎回、北海道というキーワードは本当に素敵だなと思わされるくらいに、話がはずみますし、なかなか人と出会うのが難しい世の中ですが、新たな出会いに溢れているので、素敵だなあと思っています。

イベントの企画運営に携われる
島プロでは色々な企画運営が行われます。
直近ですと、後ほど説明する「みんなのゆきまつり(略称:みんゆき)」やマルシェ、商品開発&販売、取材&執筆、動画作成などなど。今後書き切れないほどたくさんの機会が降り注いでくるはずで(希望的観測)、その企画・運営は基本的に島民から募集しようと思っています。

ボランティアでお願いするものも多々ありますが、案件によってはお支払いしてお願いすることもあったりと、色々な関わり方が予想されますので、今後の動きもぜひ楽しみにしていてください^^
*みんゆきのロゴとWebsiteは島民にお願いしています!

③島プロが目指しているものは?

「結局のところ島プロが目指しているのは何なの?」という答えをお伝えさせてください。
目指しているものは3つあります。

①「北海道」というキーワードで、人が繋がっていく環境を作りたい
②分断や断絶を起こさない、共創し、融けあう世界観を作りたい
③2050年、1億人以下に縮小する日本人口ではなく、100億人に到達目前の世界人口に経済圏を移す

①「北海道」というキーワードで、人が繋がっていく環境を作りたい

僕は北海道生まれ北海道育ちです。
大学時代は関東に住んでいましたが、人生の大半は北海道に住んでいます。
自分自身が長年住んで、そして北海道を離れて、北海道の素晴らしさを主観的にも客観的にも感じました。

そして、北海道出身の人も、道外出身の人も、更には海外の方までもが口を揃えて「北海道が好き」と言ってくれます。
こんなに愛されている場所なんて、滅多にないのでは?と思えるくらい、誇りと愛を持てる場所です。

そんなシンプルな理由から、「北海道」というキーワードだけで、関係性構築における「0→1」を容易に超えられるのであれば、より一層人との繋がりが広がっていくと思えるようになりました。

その結果、北海道キーワードで繋がっていく環境を「島プロ」というオンラインコミュニティによって作っていこうとしています。

②分断や断絶を起こさない、共創し、融けあう世界観を作りたい
自慢でもなんでもないのですが、僕はあまり人から嫌われないキャラクターらしく、人間関係に悩んだことは少ない方だと思います。

それでも人生に二回だけですが、理由も教えてもらえず存在自体を否定され、嫌われたことがあります。そして、いまだに理由がわかりません。

そのことから「嫌われる」ことに少しばかりの恐れがあるのと、寄り添えず対話できない状況があると、そこに苦しさを感じます。

資本主義の時代になってからは、競合他社との競争に負けないために、相手よりも上に、前にいくこと、そして相手を蹴落とすことが、資本主義というゲームのベーシックルールとなりました。

僕はこのベーシックルールが本当に苦手で、嫌いで、どうにかして手を取り合うことはできないかばかり考えてしまいます。資本主義社会の中では、圧倒的弱く、不利な思考を抱いているかもしれませんね。

それでも、「寄り添い、対話し、理解し、受け入れる」ことを通して、分断や断絶なるものを解消できると信じています。

競争から、共創へ

僕はこの考え方をとても大事にしています。

そのため、島プロでは他のコミュニティや組織とも連携やパートナーシップを結んだりできたらと思っています。

コラボ企画を考え、一緒に運営したり、合同で飲み会や集まりを行ったりなど、排他的で閉じられたコミュニティではなく、オープンで余白のあるコミュニティとなっていきます。

そんな優しくて暖かい世界観を、島プロを通して表現していきます。


③2050年、1億人以下に縮小する日本人口ではなく、100億人に到達目前の世界人口に経済圏を移す

「そんなことを言っても、パイを取り合う競合同士で手を組むなんてごめんだね」なんて言葉が聞こえてきそうです。

それはそうですよね。生活がかかっていますから。

しかしですよ、少しだけ視点をズラして、経済圏を日本から世界へと移行した際に一気にパイが広がると思うんです。

そして、「世界に対して、北海道価値を共に届け、北海道の経済的な潤いに繋げていく」という、共通の目標を掲げられたらと思っています。

先ほども書きましたが、僕は嫌われることと、争うことに恐れを抱いています。

「それは仕方がないことだよ」の言葉で済ませたくはないのです。

そのため、「誰もがいがみ合わず、手を取り合える共通の目的設定」にこだわりがあります。

言わずもがなですが、北海道のは素晴らしい資源と人々が溢れています。

その素晴らしさには、海外の皆さんも感動していました。
*札幌で2014年10月から宿泊業を経営しているので、その点に関しては説得力があるはずです。

オンラインで北海道の素晴らしさを道外、国外に届け、この先今よりも自由に観光ができるような状況になった際に、実際に北海道に来て体感してもらう。

そして、オンラインとオフラインかけあわせで、北海道の認知度を世界規模に広げていき、北海道と北海道に住む人々の経済的潤いに繋げていく。

2050年に向けて、僕はそんな妄想をしています。
まずは、2025年12月31日まで、毎日島マネ便りで配信し続けます。
そして、様々な活動を通して以下の三つを叶えていきたいです。

①「北海道」というキーワードで、人が繋がっていく環境を作りたい
②分断や断絶を起こさない、共創し、融けあう世界観を作りたい
③2050年、1億人以下に縮小する日本人口ではなく、100億人に到達目前の世界人口に経済圏を移す

本当は、この記事で「みんゆき」についても触れようと思っていましたが、熱量こもり過ぎて5000字を超えてしまったので、「みんゆき」については別で記事を書きます。

少しでも思いが届けば嬉しいです。

そして、ぜひ入島し、島民になってください。
一人では決して叶うことのない理想でも、近しい思いを持った人たちが集えば、叶えられると信じています。
何よりも、一緒に島プロ内で起こる全ての活動を楽しみましょう。

*コンビニ決済/翌月後払い/PayPal/銀行振込/キャリア決済/楽天ペイで決済できるようになりました。(半年 / 1年まとめ払いのみ)
*クレカ自動引き落とし希望の方は1月8日前後には使用できるようになりますので、少々お待ちください。


島プロ(コミュニティベースド)だからこそ生み出せる世界観を、共創していきましょう。 


2021年1月1日
Rio

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