会社員生活の終わり
10月31日会社員としての最後のお給料を頂いた。
11月から不安定な生活のはじまり。
でも、やっと自分が望んでいた自由のはじまり。
これから何をしていくのか、漠然とした想いがあるだけで、まだ何にも決まっていない。
昨日、会社員という肩書をなくして、一日過ごして感じたこと。
働きたい。
人とのつながりが楽しかった。
仕事が嫌なんじゃなくて、今までの環境が合ってなかっただけだった。
もちろん、平日家にいると、今までやれなかった、家の掃除、料理、洗濯など、家事をテキパキとこなす。それはそれで忙しい。
買い物に行ってみれば、時間の余裕はあるが、お金の余裕はないので、スーパーをはしごして少しでも安く野菜を買う。
んー、私、専業主婦って無理だわ 笑
とつくづく思った。
彼が仕事から帰ってきて
彼「今日はどんな1日だった?」
私「早く働きたい!暇すぎる!」
全然答えになってない。笑
私の性格だなと思った。
その日の夕食はすき焼きにした。
自分で自分の門出を祝うためにすき焼きにした。
なんとなく私の中ですき焼きは特別だから。
この日の午前中、久しぶりに母に電話した。
母の病気は、声の様子からなんとなく落ち着いているように思えた。
地元にいるときは実家暮らしだったので、母と顔を合わせれば喧嘩。母は病気だと分かっていても、なかなかそこを理解できなかった。
それは上京して、電話で話しても同じだった。
だけど、昨日は違った。
私に心の余裕ができたからなのか、落ち着いて話をすることができたし、母の言うことも優しく聞いてあげることができた。
会社員生活を終え、これからが決まっていない不安。決まったお給料も入ってこない不安。
でも、それと引き換えに自由を得た。心の余裕も得た。体も軽かった。
自分をどう動かしていくのか。
これからの自分の挑戦にワクワクしている。
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特別なすき焼きの話にもどるが、お肉はありがたいことに頂き物だったから、昨日揃えた食材で一番の高級品は春菊だった。
でも私はすき焼きの中で、1番好きな様具材が春菊だったから、どうしても買わないわけにはいかなかった。野菜の高騰で、春菊の高さにぶったまげたけど、スーパーのはしごのおかげでなんとかGETした。
特別なすき焼き、自由を得て、時間を得てGETした春菊。
なんとなくふとWikipediaで調べてみると、春菊は私の母の誕生花だった。
花言葉まである。
「とっておき」
冬から春まで長い間、独特の香りのある葉を楽しんだあと、きれいな花を咲かせることからつけられたのだろうとのこと。
母の誕生花。
とっておき。
スーパーをはしごしてGETした特別な春菊。
不安はたくさんあるが、なんとなくこれからとっておきの人生が待っている気がした。
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