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旅の醍醐味と言えば、やっぱり。

私は、やはり良い意味での逃避行だと思う。
縛られていたものから、一時解放される瞬間は、普段の日常に戻る際、「よしもう一回、がんばろ!」と士気を高めてくれるものだ。

最近、宇多田ヒカルの「二時間だけのバカンス」のこのフレーズが頭の中で永遠ループ。実際この歌詞に込められた意味はおそらく全く違うけれども

朝昼晩とがんばる 私たちのエスケープ思い立ったが吉日 今すぐ参ります

さて、今回は、ザ・メジャーじゃなくて(と個人的には思ってる)コンパクトに観光できる場所トップ3を紹介したいと思う。ちょっとした休みができた、手軽にふらっと海外に行きたい!っていう方にオススメです〜

アタリな場所トップ3


3位 Malmö,Sweden (マルメ、スウェーデン)

マルメはデンマークの首都コペンハーゲンから、電車で30分ほどしか離れていない場所にある比較的小さな街だ。場所が場所だけに、デンマークに属していたこともあれば、スウェーデンが取り返す、みたいな2カ国の濃度な歴史が紡がれている場所でもある。

この街の醍醐味は「現代芸術」と「伝統芸術」の融合。街がコンパクトな分、じっくり作品鑑賞できるところがポイント。
写真の場所:「Form/Design Center」

また、朝焼けがとても綺麗でした…。北欧は冬は日がとても短いのですが、晴れている時の空のグラデーションが素敵すぎる。下の写真の白い丸は月です。

2位 Bergen,Norway (ベルゲン、ノルウェー)

ベルゲンはノルウェーの第2の首都。街の歴史は古く、12世紀から13世紀はノルウェーの首都だったこともあったそう。港に面してるブリッゲンは世界遺産。この木造家屋がすごーーーく北欧らしくて推せる。

私は北欧を巡っている最中、パン(小麦粉類)に限界を感じ、お腹を弱くしたのだが、ベルゲンは魚が有名。刺身を食べられた、救いの場所でもあった。サーモンが日本の比にならないくらい分厚くスライスされて出てくるんです。よだれもんです。

私はクリスマス休暇どストライクで訪れたため、主要な観光名所が、あまり開いていなかったことが残念でしょうがなかった。ただ、街並みは綺麗だし、何より食べ物は美味しいし、素朴で親切な人は多いし、勝手にノルウェーが大好きに。

ここでは、美味しいスープをいただきました。
魚介の旨味…
写真の場所:「LANDMARK」

1位 Porto,Portugal (ポルト、ポルトガル)

もうダントツの一位はここ。旧市街地は、「ポルト歴史地区」として世界遺産に登録されている。中世のヨーロッパの街並みが好きな人にとってはよだれもんの街だ。

ポルトはポートワインの出身地。ドゥエロ川沿いのレストランでワインを嗜む人がたくさんいた。ドン・ルイス一世橋からの見晴らしはすんばらしすぎたのにも関わらず、思わず叫んだ一言は「Canon!!」語彙力…

街中に突如現れるアズレージョがもう繊細でダイナミックで、感嘆すること間違いなし。ポルトガルは個人的に好みすぎたので、絶対にまた訪ねると思います。詳しくは旅行記で。

これはポルトに本店がある「CHOCOLATARIA EQUADOR」のチョコレート。パッケージがいちいち可愛い上に味もしつこくなくて、美味しい。お土産にもとっても喜ばれたので、オススメです〜

なんでこの3つの場所に惹かれたんだろうか、と改めて思い返してみると、2つの共通点があった。

まず、首都ではなく、つまりザ・メジャーではないため、日本人が少ない。これだけで非日常感が増す。海外では同世代の日本人には会いたくない。というのも、現実を思い出してしまうから。

次に、すべてコンパクトな街なので、まる2日あればもう十分。体力をあまり使わずに、充実した旅を味わえる。体力的に余裕があると、感受性が増すのは私だけではないはず…と思っています。

以上、個人的にオススメするアタリな場所トップ3の紹介でした!楽しんで読んでいただけたら幸いです。これを書いてる途中でも、高揚感を思い出したので、やっぱり旅はいいなあ。

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