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40歳を超えたので、老後について考えてみる。

40歳を超え、そろそろ老後について考え始めてる。

どんな老後がいいか?

人それぞれ、憧れのビジョンはあるだろう。
私の理想は、カッコよくてイキイキと楽しそうなお年寄り。
それは、内田裕也のような‥(←え!?)

老後というと、老後の資金はどうしようとか、そんなことを考える人もいるだろう。

だけど私が考えるのは、「どうやって生きるか?」じゃない。
私が考えたいのは、「どのように生きるか?」だ。

私は別に長生きしたいという希望はない。
ただ、できるだけ死ぬまで元気には過ごしたい。
病院で長期入院とかしたくない。
どっかの施設に閉じ込められるのも嫌だ。
どこにも行けないのも嫌だ。
好き勝手していたい。

そしてもう一つの希望は、死ぬまで楽しく生きていたい、ということ。

つまらないまま、何もすることがないまま、無為にただ漫然と人生を過ごすだけなんて嫌だ。

大事なのは、楽しく、だ。

でも、別に私の「楽しく」は、海外旅行に行くとか、世界一周クルーズとか、「贅沢に」とかじゃない。

友達とおしゃべりしたり、飲み会したり、映画みたり、たまにはショッピング行ったり、スポーツしたり、そんな日常の「楽しく」がいっぱいあるといい。

ブルーハーツの「情熱の薔薇」の歌詞にある言葉がピッタリ。

「なるべく小さな幸せと 
なるべく小さな不幸せ
なるべくいっぱい集めよう」

こんな感じの老後がいい。

歳をとってからも、小さな楽しいことをたくさんできる人生がいい。

つまり私の老後の大事なテーマは「元気」と「楽しく」だ。

だから私は、この「元気」「楽しく」という二つの野望のために、ふたつのことを今から頑張って、手に入れなければならないと思った。

ひとつは「筋肉」だ。

老後のために、筋肉を鍛えておこう。
筋肉があれば、どこへでもいける。
働くこともできる。運動もできる。太らずにいられる。疲れも軽減できる。いいことずくし。
なにしろ動くのが億劫になったら、おしまいな気がする。
元気があれば、なんでもできるのだ。(←おまえはイノキか)

とにかく、階段をつかい、ジムに通い、野球をし、運動して、身体をずっと使えるように鍛えよう。
フンっ、フンっ!

そしてもうひとつ「楽しく」のためには、今からいろんなことをやって、友達や居場所を作っておこうと思った。

仕事でも習い事でも遊びでもなんでもいい。
いろんなところに行って、人と出会って、いろんな知り合いや友達を作ること。

楽しみのために、どこにも行かずにお金を貯める方が大事、という考えの人もいるかもしれないけど、お金があっても、何もすることがないのでは本末転倒だ。

お金は大事かもしれないが、お金は手段であって、目的ではない。

仕事やなんやかんやでお金を稼ぎつつ、私がやることは居場所づくりや友達づくり。

お金があっても、どこに行って何をすればいいかわからないなんていやだ。
大事なのは、行く場所があること、やることがあること。

歳をとっても、やることがある方がいい。
いろんなことをリタイヤして何もすることがない老後より、やることが最後まである人生のほうがいい。

仕事でも遊びでもボランティアでもなんでもいいんだけど、どんなに些細でも、やることがある方がいい。

そして私は今から、老後のために備える。
ジムで筋トレして、野球して、野球の飲み会に行き、カフェで働き、冠婚葬祭の仕事をし、小説家の仕事もして、子供も育てる。

‥そしてこれは、日常だ。

懸命な日常が、良い老後を作るのだと思う。

日常をコツコツ毎日頑張ること。
日常を楽しむこと。日常を丁寧に過ごすこと。
周囲の人や、出会いを大事にすること。
それが私の、「元気」で「楽しい」老後に繋がっていると、思うのだ。

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