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リノベの悩みナンバーワン!? 間取り設計に邪魔な「抜けない柱」の活用術

「中古物件+リノベーション」の1番の醍醐味は、何といっても自由な間取り設計です!

しかし、同時に1番頭を悩ませるのも実はこの間取り設計。

複数の部屋を繋げて広々リビングにしたいと考えていたのに、抜けない柱があったために泣き寝入りした…という話もしばしば耳にします。

そんな方に必見!抜けない柱を上手に活用する方法をご紹介します。

そもそも抜けない柱とは何ぞや!?

柱が抜けない理由は、その工法にあります。

木造住宅の在来工法で使われている柱は、大きく分けて3つに分類されます。

壁を固定するために使われる間柱、上にかかる荷重を支えている管柱と通し柱です。

管柱は上の階と下の階で分かれている柱で、通し柱は土台から軒まで繋がっている1本柱です。

この2つは構造に関わる重要な柱であるため、基本的に抜くことはできません。

間取りを諦めるのではなく、抜けない柱を活かす選択

抜けない柱があったからといって、希望の間取りを諦める必要はありません。

柱に工夫をすることで、逆に他にはないオリジナルの雰囲気を作ることができます!

①クロスを貼る

クロス-900x506

お部屋の天井と壁は白のクロスで統一し、抜けない柱にのみインパクトのあるクロスを貼ることでお部屋にアクセントを加えてくれます。

②柱を活かして格子を造作

抜けない柱の横に木材を並べ、格子を造作する方法もあります。

造作格子

壁とは違い、空間の一体感を損なうことなくモダンな雰囲気を演出してくれます。

更に間接照明を上手に使うことで格子の隙間から漏れる陰影を楽しむこともできます!

③和紙を貼る

柱に和紙を貼り、アクセントにするのもおすすめ!

和紙-462x616

和紙は水をつけることで簡単に剥がすことができます。模様替えもしやすく、季節感も出せますよ!

毎年同じ日に貼り替えてもよし、家族にとって特別な日に貼り替えてもよし!

和紙は、お部屋にアクセントを加えるだけではなく、生活に彩りをも与えてくれます。

邪魔だと思っていたはずの柱が、いつしか「我が家のシンボル」に

その他にも塗装してアクセントを加えたり、棚板を取り付けて収納として活用する方法もあります。

この様な活用術を使うことで、他の住宅にはない特別な空間を演出することができます。

構造上抜くことのできなかった柱はお家のシンボルとなり、別の意味で抜けない(=欠かすことのできない)柱になること間違いなしです!

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