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【経験談】フルリノベーションの魅力と注意点: メリット5選とデメリット5選

築35年の空き家をフルリノベーションしました。
↓ ↓ ↓Before・After

工務店にお願いした、約3000万円のフルリノベです。
実際のリノベの内容を書いています。

これまでの内容は、過去の記事をみてください♪

実際にフルリノベーションを経験してみて感じた、
メリット・デメリット
について考えてみました。

振り返ると、
「ここはリノベで良かった!」
「ここはリノベだからどうしようもなかった」
など感じたことが多々ありました。

ランキング形式に書いていきます。


前提として、我が家は夫の実家をフルリノベーションしました。
空き家となっていたため、家の中をきれいにすることから始め、ほぼ新築のような家に仕上がりました。

詳しい内容はこちらです ↓ ↓ ↓


その中で感じたメリットです。


フルリノベのメリット1~5位


1位「広くて新しい家が坪単価60万円」
2位「土地代が発生しなかった」
3位「ご近所さんが顔見知り」
4位「カーポートなど既存の物が使用できた」
5位「間取りが考えやすかった」

実際にフルリノベを経験して感じたメリットです。
詳しく説明していきます♪

1位「広くて新しい家が坪単価60万円」

我が家は、50坪です。
戸建ての注文住宅の平均坪数を調べたところ、約30~40坪でした。

家についてよくインスタを使って調べていたんですが、
「30坪でも広い家が実現できた」
と紹介している方も多くいますよね。

それに比べると、10〜20坪分広い!!
リノベ代が3000万円なので、坪単価にすると60万円です。
注文住宅の坪単価の平均を調べると90万円前後でした。
実際に数字に出して比べてみると、リノベってすごい!

我が家が50坪のほぼ新築同様の家で暮らすことができたのは、「リノベーション」だったからです。

引っ越しや諸工事などで業者さんに家に入ってもらうときに「広いですね」と言っていただくことが多いです。

今までは2LDKのアパート暮らしだったので、実際に住んでみても、リノベ後の家はとても広くて住みやすいです。
1才の子どもも広々とハイハイをしていて、猫も家じゅうを走り回っています♪

2位「土地代が発生しなかった」

家を建てるには、土地がいります。
土地の購入って高い。

家の土地取得費の全国平均を調べると、約1400万円だそうです。
我が家があるのは田舎なのでもう少し安いとは思いますが、それでも1000万円前後はかかると思います。

この土地代が発生しなかったのはとても大きいです。
土地代が発生していたら、3000万円の家は建てられなかったと思います。


3位「ご近所さんが顔見知り」

土地や住宅を購入する際に「近所の環境が大切」と聞くことがあります。
やっと手に入れた念願の新しい家。
その近所に、もし変わった人が住んでいたら?
ご近所さんと合わず悩んでいる方もたくさんいるようです。

この先、住み続ける限り悩まされてしまうのはツライですよね、、

我が家はリノベなので、元々近所の人とは顔見知りです。
なので、ご近所さんへの不安というのは全くありませんでした。
これもリノベの大きなメリットです!

夫によると、隣の家の方とは昔から付き合いがあるようです。
なので最近、タケノコや玉ねぎを頂きました!
とてもありがたいです!!!

4位「カーポートなど既存の物が使用できた」

家を建てた際、車を持っている方はカーポートなどが必要になってくると思います。
うちは、乗用車2台と軽トラが1台あります。

車の他にも、外に物が置ける倉庫などがあるといいですよね!

我が家にはもともと、大きな倉庫と車の置ける屋根が付いていました。
その為、これらを用意する費用が発生せず、節約ができました。

もちろん、経年劣化がありおしゃれさには欠けるところはありますが、使えることがとてもありがたいです!

5位「間取りが考えやすかった」

リノベのため、元々の間取りがあります。
1からすべての間取りを決めるとなると、素人では何が良いか分からないことも多いと思います。

30年夫がその家に住んでいたので、使い勝手のわるいところなどを
「こう変えたら良くなる」
というのが分かり、間取りが考えやすかったです。

そのため、実際に
「ここの壁をぶち抜いて回遊導線にしよう」
と変えた間取りが住んでみてとても良かったです。

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以上がメリットでした。
リノベはメリットがたくさんあります!!


フルリノベのデメリット1~5位


1位「土地が選べない」
2位「廃棄費用が発生した」
3位「間取り・面積・外壁等の制限があった」
4位「隣接する倉庫などの修繕費も発生した」
5位「所有権の手続きなどが面倒だった」

実際にフルリノベを経験して感じたデメリットです。
予測できていたことや、予想外だったデメリットもありました。
詳細を書いていきます。


1位「土地が選べない」

通常、新築を建てるとなると、土地を購入しますよね。
災害マップなどを見て、より安全な土地を選んだり、住みやすく治安のよい場所を探すと思います。

リノベでは、元々家が建っている場所以外の選択ができないので、土地が選べません。
これは我が家にとって、かなり大きなデメリットでした。

というのも、最近は大雨による災害が増えていますよね。
私は岡山県に住んでいたので、実際に水災害があったときに川の近くに住んでいて、かなり怖い思いをしました。

夫の実家は、川のすぐ近くです。
近くというのも、道路を挟んで目の前が川という近さです。
最初は、「立地が理由で住むのはムリ!」と考えていました。

しかし、土地を買わなくていい、空き家の管理問題もある、夫の通勤距離、、など色々考えた上で、立地は妥協しました。
(大雨の時は迷わず非難する覚悟です!!)

土地が選べないことはリノベの最大のデメリットでした。


2位「廃棄費用が発生した」

我が家のリノベはほぼスケルトンのフルリノベです。
床・壁・窓すべてを取り除き新しいものに変えていったので、廃棄が大量に発生しました。
とくに瓦などは、処分費がかかるようです。

家を建てる費用だけでなく、廃棄費用がかかるのは、正直頭になくて
「ああ、そっか。そこにも費用がかかるのね、、」
と後から気づきました。
これはリノベ特有のデメリットです。

ちなみに、解体・処分・運搬費で約310万円かかっています。
かなり大きい金額です(:_;)

3位「間取り・面積・外壁等の制限があった」

リノベなので、間取りなどに制限が出てきます。
我が家も実際に、解体していく中で、抜けない柱が2つ出てきて、間取りを変更したところがありました。

また、できれば「リビングをもう少し広くしたい」と色々検討しましたが、
玄関や水回りの配置的に、変更すると金額が上がりそうだったので、リビングの広さは今までと同じ広さになりました。

面積についても、50坪と、最近の家ではかなり広めです。
広いとその分の材料費がかかるので、金額がアップします。

外壁は、サイディングなども考えていましたが、元々が吹付塗装だったので上から塗る形で吹付塗装になりました。


このように、リノベはいくつか制限が出てくるので、新築のような選べる自由度は少なくなります。


4位「隣接する倉庫などの修繕費も発生した」

家の隣には倉庫がありました。
その倉庫と家の壁がくっついており、家の壁に倉庫の屋根がかかっている状態でした。

実際の写真がこちら ↓ ↓ ↓

このままだと、足場が組めないので、倉庫に隣接している壁だけ作業ができないことになります。
一旦倉庫の屋根は撤去して、新たに倉庫の屋根と壁を、家とは切り離す形で作ることになりました。

倉庫の屋根を取外し


倉庫と家が切り離されました

修繕予定になかった倉庫の修繕費がかかってしまったのは予想外でした。
リノベでは、こういったことも起こるようです。

5位「所有権の手続きなどが面倒だった」

元々家の所有権は夫の父でした。
リノベをするのに、名義の変更などが必須でした。
詳しくはこちらの記事で ↓ ↓ ↓

これもリノベのデメリットでした。
特に我が家は複雑な状況だったので苦労しました。
普通のお家であれば、もっとスムーズに運ぶのかもしれませんが、、

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以上が、リノベのデメリットでした。

まとめ


夫の実家をフルリノベーションしてみて、
リノベ終了後に実際に感じたメリット・デメリット。

<メリット>
1位「広くて新しい家が坪単価60万円」
2位「土地代が発生しなかった」
3位「ご近所さんが顔見知り」
4位「カーポートなど既存の物が使用できた」
5位「間取りが考えやすかった」

<デメリット>
1位「土地が選べない」
2位「廃棄費用が発生した」
3位「間取り・面積・外壁等の制限があった」
4位「隣接する倉庫などの修繕費も発生した」
5位「所有権の手続きなどが面倒だった」

良いこともあり、良くないこともあり、といった感じです。
しかし、リノベして良かった!!!と感じています。

デメリットは乗り越えられます。
こういう問題が出てくるんだな、と誰かの参考になれば嬉しいです。



読んでいただきありがとうございます。
我が家の良いところ、良くないところ、誰かの参考になれば嬉しいです♪


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