カレーにワンパン

こんにちは、りんねです。

普段から重ためな事ばかりフリーダムに書いているので、時にはテーマを決めてから書くのも悪くなかろう…と思い、お腹脆弱&偏食故に天敵であるカレーにワンパン入れてやる!事に決めました。あっは。

カレーは面倒くさい

そもそもカレーって、ハチャメチャ手抜きに見えて手間を掛けさせる所から気に食わないんですよね。
家庭の、所謂「我が家のカレー」的な、お野菜とお肉ゴロゴロの、そう、カレールーのパッケージにあるようなあれです…って、個人的にはすごく大変なんです。

まず、ルーが基本色全部ごちゃ混ぜにしちゃいました~な茶色。故に緑黄色野菜と淡色野菜を入れて、THE栄養!食欲増進!感を出したくなってしまいます。
この「ルーの茶色」があざといんですよね。
スパイスぜーんぶ混ぜました~!どんな色でも馴染みます!同系色に染めちゃいます!ってポップに燃えるような気迫があるんです。
だからお野菜の切れ端や余ったお肉、ヨーグルトやコーヒー、蜂蜜といった冷蔵庫の片隅の住民まで、なんでも使いたくなっちゃう。ニンジンや玉ねぎは言わずもがな、トマトやおからまで入れたくなっちゃうんです。

味が馴染みがち

しかも、何を入れても大概馴染みます。
嫌いな食べ物であっても、知らない間に食べちゃうんです。
「ふぇ?入ってるよ?いけるよね?」
そ知らぬ顔で言う母に騙されたと感じるあの瞬間。何故あのような敗北感を感じたのか…。

脳停止させる匂い

強烈な匂いも憎たらしいです。
もうあれ嗅いだら、カレー以外何も考えられないじゃないですか。冷蔵庫に入れようものなら充満しちゃうじゃないですか。
抗おうにももう抗えない。カレーがそこに存在するだけで、それ以外の選択肢が綺麗さっぱり消え去るんです。ズルくないですか?夕焼け小焼けのお腹空っぽの帰り道、その嗅覚に訴えるなんて。

アレンジさせてくる

しかも、お野菜とお肉の大量摂取が可能な完全食なので、品数が少なくても大丈夫です。
にもかかわらず、トッピングにチーズや卵を乗せると更にパワーアップ!自分好みに変化しちゃうんですよね…。
もう料理なんて面倒!早く食べちゃおう!と思っていても3分の手間を掛けたくなっちゃうあの魔力。強い。

どんな偏食でも、カレーのルーや材料、作り方次第でそれなりに好みのモノが作れてしまうところも強いです。
具材足りなくてもオッケーで、辛さや甘さや味のベースが変えられて、仮に飽きても冷凍保存。
ここまで優秀だと優秀過ぎて腹立たしい。 

オハイソにまで対応

え?SDGs?あぁ、なんか少し書いてありましたね…。
それはまぁ、旬の食材どかっと入れて余ったら冷凍保存するなりお隣さん呼んでカレーパーティーするなり、作った野菜でドヤったりすればいいのでは?
近所のお肉屋さんで切れ端交渉するなり、子ども集めて大鍋で作るなり、好きに作って好きに食べる事が出来る時点で役満です。

下らない事紐付けて考えようとする前に、楽しく手間掛けて作れば良いんです。出来ない時は買えば大丈夫。そもそも手間が掛かるカレーが悪い。

今日は…

はふぅ。カレーに言いたい放題言ってやりました。
つまり…

  • 全色対応可能な茶色があざとい

  • ほぼ何でも馴染むルーの味に負ける

  • 匂いが脳を止める

  • アレンジ欲がそそられる

  • 身体にも心にも環境にも良い雰囲気を出せちゃう

ぬぁー、流石日本の国民食。独特なのに馴染んじゃうその感じ、素晴らしいですね…。

さーて、今日は何処で誰が手間暇掛けてカレーを作っているのでしょうか。

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