普通じゃないから生きづらい

気圧なのかストレスなのか、鬱々しています。
一足早い梅雨が心の中に訪れた…なんて生易しいものではなく、ナメクジみたいなデロドロでうねうねした感情のなり損ない、言えなかった言葉の集合体が心の大部分を占めてしまっています。

言いたい事は言わないと伝わらない、言葉にして初めて他人を理解できるようになる、そんな一般論は言われなくても分かっているんです。

それなのに、できないんですよね。
夢のように大切な一瞬、脆くて危うい大切な関係、傷付いても尚幸せそうな笑顔、そんな一つ一つが本当は好きで少し…もしかしたらかなり愛おしくて、壊したくなくて、言葉を飲み込んでしまう。


パッとググれば、本音の言い方や言えない原因がすーぐ出てきます。心当たりのある内容も多く、そんな記事を読むと少し辛かった出来事を思い出して泣きそうになってしまいます。

あぁ、私が何も言わなければ丸く収まるんだ。
賛成しないと機嫌を損ねてしまう。
そうか、私の意思はいらないんだな。
やっぱり誰も助けてくれないんだな。

そうやって積み重なってきた諦めや我慢が時々溢れて、何もかもが嫌になって、自分の全部がダメになっていく気がするんです。
折角ここまで頑張って笑って我慢して許して、折角ここまで保ててきたのに。
嘘ばかりの自分、重ねた嘘でバランスを失う自分、その裏側でずーっとデロドロしている自分。全部ぜーんぶ、嫌いになりそう。

私の母はよく、「こんな変な子になってしまった」と私を説明(?)します。
裏を返すと、普通に…即ち品行方正!明るく笑顔!親孝行!恋愛!友達!人生幸せ最高楽しい!的な感じに育ってほしかったのでしょう。

だから、「変な子」になってしまった私を理解する気もなければ、今の私に興味を持つ気もあまりないようです。
まぁ、ナメクジを理解したいとか話したいとか思わないですからね。分かります。

あぁ、今日の私はだいぶひねくれていますね。
もしかして、これは私が親の期待を裏切って変な子に育ってしまった報いなのでしょうか。傷付いた人に優しくしたい、美しい世界を壊したくない、という傲慢の代償なのでしょうか。
普通、平均、人並み、というのは一体どのようなものなのでしょうか。

どこに行けば、誰に聞けば、どうすれば、泣かないで笑って明日を過ごせるのでしょうか。

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