“頑張る”とは
こんばんは、あるいは初めまして、凛です。
今日は心療内科に行ってきました。
これからの復職の話を相談した際、先生から言われたのはとにかく【焦らないこと】【休むこと】を大切にして欲しいということ。
私は少し体調が戻ってきて、11月からアルバイトなんかをはじめようかなーと動き始めていたところだったので、先生の言葉にはじめは納得できませんでした。休み続けていても何も始まらないし、することもないし、どう過ごしていいか分からないし…つまるところ私は休み方が分からないので、休めと言われても不安でたまらないのです。
そんな私の思いをきちんと汲み取り、現実的なお金の話などを含めながら先生はよくよく話をしてくださいました。
とにかく人生長くて、休める時間はそうないのだから甘えて休むことも大事だということ。壊れるほど頑張ったのだから、とにかく回復するまで休む必要があること。回復しかけている今、働くことでマイナス要素が生まれて悪化してしまうのはもったいないこと。治るのがさらに遅くなってしまうこと。キャリアをつむのも難しくなること。
じっくりと話をしてくださって、ひとまず12月末までゆっくりと休むことになりました。
自分自身休んでいいのか、このままでいいのか、不安が沢山でたまらないのですが。それでも先生はプロでたくさんの患者さんを見てきているからこそ言っていることは正しく、論理的で納得が出来ました。
今日の話を聞いて思ったのは、がんばらない、ということを頑張ることも必要なのだということ。
私はこれまでたくさんたくさん“頑張って”きました。けれど、それでも、幸せにはなれなかった。楽しくはなかった。毎日が辛くてしんどかった。でもそれをやめたら楽しくなって幸せになった。それはなんでだろうか、頑張ることが間違いなのだろうか。そうぐるぐる考えた私にひとつ答えのようなものが見えた気がしました。
“頑張る”こと、とは。それは何かを考えて動くこと。それこそが自由で楽しく、幸せに生きるために必要なことでは無いのでしょうか。
正しい、というか、自分に合った方向に頑張れば幸せは待っているし、そうでなければ幸せにはなれない。
自分を犠牲にしたり、誰かのために生きたり、そういうのは私には合ってない、私にとって間違った方向への頑張りだったようです。
私がこれからやっていくのはまず、頑張らないことを頑張ること。休むことを頑張ってみる。のんびり過ごすのって私にとっては難しいんですけど、それを頑張る。そしてまずは回復して、それから転職とか色々この先を考えてみる。
がんばらないことをがんばる。
それもひとつの頑張ることであって、必要なんだなと、そんなふうに思えるようになりました。
辛い思いをしている人達がもし読んでくださったなら、ひとつ、足を止めて。自分の頑張っている方向を見直してみてもいいんじゃないかな、と思います。
頑張ること自体は絶対に無駄にはならないと信じられるから。ありがとう、私を支えてくれるみんなへ。
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