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人生の迷子になったとき読みたい本
この頃、図書館で週1回本を借りることが習慣になっています。
最近読んだ中で「お探し物は図書室まで」という本が心に残ったのでご紹介させていただきます。
この本は5つの短編小説になっていて、それぞれ人生の分岐点に立たされている人が主人公です。年代や性別が異なる5人が同じ図書室に足を運び、司書さんにおすすめされた本を通じで自分の悩みや迷いを解決するヒントをもらいます。
主人公たちが本を通して自分の価値観や固定概念に気付かされ、新たな道を切り開く姿に、
読んだ後に明るく前向きな気持ちになれる一冊です。
私が人生の岐路に立っていることもあり、主人公たちの迷いや葛藤に共感できる部分が多く、
主人公たちが未来を切り開いていく姿に、私自身も勇気をもらうことができました。
本の中で特にお気に入りの言葉がこちらです。
自分に足りないとか、あるいは余分だと思い込んでいたことも、環境が変われば真逆にだってなりうるのだ。
この地球の上で、同じものでも国や季節が異なれば捉えられ方がさかさまにさえなるように。
自分の固定概念って本当に狭い世界のなかのことなんだなぁと気付かされる一説でした。
今こだわっていることや、ネックになっていることも視点を変えれば取るに足らないことかもしれない。自分の周りの常識でも、環境が変われば常識ではないかもしれない。
そう考えるとこうでなくちゃいけないことはないんだ、自分の思うままにしていいんだという前向きな気持ちになることができました。
このほかにもたくさんの素敵な言葉がこの本には込められています。
人生に行き詰まったとき、休憩する気持ちでこの本を手に取ってみると新しい発見があるかもしれません。
ご興味があればぜひ読んでみてくださいね!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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