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シンガーが10年間フリーソフトで粘り続けた話 最終回!!

みなさんこんにちは。
シンガーのR!Nです。

いよいよ迎えました最終回。
執筆のお供にカリカリ梅を食べております。
梅干しが好きすぎて365日必ず冷蔵庫に入れている系シンガーです。(?)

前回のあらすじ
シェアハウスから引っ越し、新居にやってきたR!N。誘惑DAWのセールに惑わされるも、断固Audacityを貫きました。(やっぱりケチ)ですが、ついにフリーソフトの限界を感じる瞬間がやってくるのです…

前回の記事はこちら👇


📌フリーソフトの限界を感じた瞬間


もうね、ズバッと言っちゃいます。
音楽をやってる身として時代に追いついてない。

これは私の力不足でもありますし、フリーソフトが悪いってわけではないんです。ただ、やっぱり増えてきた問題点がずらり。

この頃はもうすでにGemie名義としての活動もしていて、澤野さんご本人から仮歌を頼まれたりすることもありました。

(ニコニコ大百科にWiki的なのがありました。書いてくれた人ありがとう!)


関わってくださる作家さんやミュージシャンが増えていっているのにも関わらず、「化石」(友人曰く)のままで私はずっとそのAudacityにこだわり続け、宅録していたわけです。


限界を感じた点としてあげられるのは、

・MIDI問題(取り込み・書き出し)→わざわざWavで送ってもらわないといけない事案が多発
・入力レイテンシ(マイクの音がソフトへ入力反応する時間)がプロジェクトごとに違うため手動で調整しないといけない
・2mix(録った全体の音を確認するための音源)の書き出し
・1テイク1トラックになるため同じパートでも小分けに録ったものはそのパートの合計トラックを1トラックになるように書き出さないといけない(膨大な数になるし、めっちゃ手間)
・トラックに色を付けたりできないのでどれがどれかわからなくなる
・MIDI入力できないから勿論楽器を録るときは一発勝負のみ(1音でも間違えたら1からやり直し)
・ソフト自体は軽いのに、コーラスが多い曲でトラック数がかなりの量になると強制終了する(多分これはどのDAWも共通だけど)
・箇所箇所で録音したままでは書き出しの際頭合わせができないので空白は「無音」を挿入しないといけなかった
・ステム書き出しもできないので書き出しは各トラック手動


いやいやいやいやいや多い多い!!!!!!



さすがにフリーソフトの限界を感じた10年目。
でも、そんな気持ちにさせてくれたのは、日頃からお世話になっている作家さんや、ミュージシャン、お仕事をくださる方々のお陰です。
ゆるぎない事実、ここにあり。


言葉の壁に負けず、シンプルで軽いというコンセプトのもと使い続けてきたAudacity。このソフトでかかわった曲数は1000曲以上あるんじゃないでしょうか。


今まで本当にありがとう。
お世話になったぜ…


📌極楽DAWにたどり着いたきっかけ


ひょんなことから、「いいソフトあるよ~りんちゃんの理想に近いんじゃない?」と耳寄りな情報をもらいました。

Audacityという10年連れ添った大事な相棒から卒業して傷心モードの私にはまだ興味がそそられず、とりあえず体験版だけダウンロードしました。

もちろんDAWにはいろいろな種類があって、ミュージシャン、エンジニア、シンガーなどでそれぞれおススメされているものがあります。

私が知っているものでいうと、

🌱Logic Pro X
🌱Protools
🌱FL Studio
🌱Cubase
🌱Studio One

この5つのソフトが主に界隈で使われているのではないでしょうか。
特にProtoolsはプロのレコーディングスタジオには必ずと言っていいほど標準装備のDAWとして使われています。(お値段もプロ向けです♡)


あくまでも歌録りがメインな私、何がいいんだろうな~と体験版でダウンロードしていたソフトを試しに使ってみることに。



ん・・・?!

こ、これは・・・・!?


はい。やられました。
見事に心を射抜かれたのです。

抱えていた問題全てを解決してくれる【極楽DAW】に。
ちょうどいいタイミングも重なって、やっと購入した有料DAW。

それが、Studio One5だったのです。

しかもスタワン(Studio One)ユーザーならもう気づいている方もいたかもしれないですが、この記事のパソコン画面に映っている画像、

画像1

画像2


実際に私が使っているStudio Oneの画面だったんです。笑

いや~~~~

上記で並べてた問題点あったでしょ??

あれ、このソフトで


全部解決しました。

フゥオオオオオオオオオオオオオオオオオオ~~~~~~!!!!!



って心の中で叫びたくなるぐらいの効率の良さ。
仕事が捗る捗る。
何本でも歌録っちゃう。

なんたって、無音部分足して書き出し前に頭合わせしなくていいし、ステム書き出ししちゃえば一回のOKボタンで書き出したいトラック全部書き出せちゃうのですよ。

それが有料DAWでは普通のことに、やっと2020年気づきました。

極楽。
この一言に尽きる。

10年間フリーソフトで粘り続けたシンガーは、
やっと化石から人間になった、という感じでまとめときます。笑


📌現在使っている機材


前回の曰く付き物件から色々あって引っ越しを繰り返し、現在はまた違う場所に住んでいるわけですが、少しずつ機材を奮発して一新したりしました。

🎤マイク➡ AT4050(AKG C214はサブマイクになりました)



🤖インターフェース➡ Fireface UCX
(去年自分への誕生日プレゼントとして買いました)
※それまではずっとForcusLite使ってました。



🔊モニタースピーカー➡JBL PROFESSIONAL 305P MkII



🔘モニターパッチ(スピーカーの音量調節バー)➡JBL Nano Patch


◎左手ツールとして便利グッズ➡Stream Deck XL(友人にお勧めされた)


そして、DAWはStudio One 5。

最初のスカイプマイクのころに比べると環境が大違いですね。笑
過去の自分が今の私の環境を見ても、自分自身に置き換えてみることはできなかったかもしれません。


しかも趣味の映像編集でソフトも買っちゃった。
テンプレートが多くてイイ!
Youtube動画の編集もこれでやってます。

中古で見つけて買い足したり、一番下のメインモニターはバンドのメンバーから誕生日プレゼントでもらって、モニターは合計3台ある。笑
デイトレーダーみたいな装備です。でも多くあって損は全然ありません。

画像3


そんな感じで今回のシリーズはこれにて完結となります。
自伝+伝えたいことなどを書いていきましたがいかがだったでしょうか?

さくっとまとめるつもりがまた長くなってしまった…笑

今後も音楽にまつわるnoteをお届けしていきますので、是非フォロー、サポートよろしくお願いいたします✨

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ではでは、次回また別のシリーズでお会いしましょう👋

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