見出し画像

私には”ひげ”と”ギャランドゥ”がある。脱毛の進化で「ムダ毛は悪者」になってる

私の永遠の敵。ムダ毛。

毛は欲しいところに生えてこないのに、いらないところにはたくさん生えてくる。

ヒゲや体毛がほったらかしになった肌は、不潔な感じや生活が荒れている印象がある。

反対に、いつ見てもヒゲや体毛がない肌の人は、清潔できちんとした生活を送っている印象。そして自然と周囲からの好感度も高い。

頭髪、眉、まつげ以外の毛はいつも悪者にされる。どんな毛であっても自然に人間に生えているもので差別するべきではないのに!ムダ毛よ!!!

私には”ひげ”と”ギャランドゥ”が生えている

小さい頃なんて顔の毛なんて気にした事なかったのに、大人になって口周りの産毛が気になるようになってきた。そしてへその下の毛も気になるようになってきた。

なんで生えているんだ。

数本映える濃い産毛。ひげ。へそ下の毛も何本か濃い。ギャランドゥ。

男性みたいにフサフサではないけど、産毛にまぎれて長めの太い毛がぽつぽつ存在する。

正直、あんまりきれいなものとは思えない。髪の毛と眉毛、まつげ以外の”毛”が見えていたら、どこでも恥ずかしい。

つまり、ムダ毛。

私には、ムダ毛の「ひげ」と「ギャランドゥ」が生えている。ビキニ的にもロマンス的にも許せない存在。

ワキや腕の産毛なんかよりも、よっぽど気にしているムダ毛。抜いても抜いてもいつのまにか生えている。

もう長年の戦友とも言ってもいい。ムダ毛。宿敵だ。

毛抜きは、毛を引っこ抜くことによって、薄いかさぶたができてしまう状態になり、皮膚が傷つく。だからぽつぽつしちゃう。

毛抜きによる自己処理は、埋没毛や、毛嚢炎になってしまって、ブツブツになるんだ。

そもそも人間には毛は必要なの?なんで生えているの?本当に私たちを守ってくれてるの?って思ってぐらい嫌な奴。

ムダ毛の濃さは人により異なることなんて分かっている。だけど、私って他の人よりムダ毛が濃いかもしれない。

というか薄い人ってこの世に存在するの・・・?って思ってる。

ムダ毛の生える原因を一生懸命ネットで調べたりもした。

ムダ毛が濃くなる要因として、ストレスや食生活の乱れで男性ホルモンが出てしまうから?いやでも、しっかり生活している時でもムダ毛って生えてくる。

というか、妊娠中にムダ毛が濃くなるのは、女性ホルモンが増えるためといわれているじゃん!どっちのホルモンでもダメなんじゃん!

というかホルモンって決まっている量の割合がどちらか増えるだけじゃなくて、普通に量が変化するってこと?全然仕組みを知らない。

とりあえず、いろいろネットサーフィンをした結果思った。やっぱりムダ毛っていやだな。

普段は見えないけど、いざという時に気になるへそ。意外と濃い毛が生えてくるけど、おへそ周りは皮膚が弱い部分なので、自己処理だと肌荒れも嫌。ああもう永遠と毛と戦うのは嫌なんだ。

脱毛したらいいって簡単に言うな!時間かかるし、高いし、痛いんだよ!!!!

世の中の人達へ。毛剃らずに天然でこのツルツルだと思うのいい加減にしろよ!!

敏感肌の人は肌痛めながら剃ってでもケアしてる。

小さい頃からアニメも雑誌もツルツルの人ばっかりで、学校に行ってもみんな肌がキレイ。もともと”むだ毛”生えてる私おかしいって思ってた。

でも本当は、高い金払って、電車の広告にあるような脱毛行ってんだよ?って誰かに言いたい。

電車内広告で「初回脱毛300円」って広告見るでしょ?だから脱毛って安いって思ってるでしょ?

でも、実際は上にゴミみたいな字で「※1」とあって下のギリギリのところにホコリみたいな字で注書きがしてあるの。「契約を2年以上の方に限り。」って

だから、実際は脱毛は300円どころじゃないの!!!何十万の単位だからね!桁が3つも違うから!

脱毛をしたことがない人が理解していないのは、安くて刺激が少ない脱毛エステと、それに対して痛くて効果が高くお値段も高い医療脱毛の違い。

エステだと少なくとも2年は通わなければ毛がなくなったと言えないレベル。でも30万円かけて2年通うでしょ?

すこし時間を置いたら、毛って生えてくるものなの!
これまた人間の生命力を感じるよね。本当にしつこいムダ毛。

ここで言いたいのはたかが30万を払ったところで毛は永遠になくなることはない。本当に永久脱毛をするなら少なくとも100万はかかってる。

医療脱毛を検討することもあるよね。実際私も医療脱毛に部分的に通ってる。

でも、脱毛って生えている部分を照射するんだけど、簡単に言うと毛が生える細胞を焼いてるの!痛いのよ。ぱちぱち痛いの。

でも痛い方が毛がなくなるの。だからお金もかけているし我慢するしかないの。ものすごく。

特にいたいのが日常生活で服に隠されて守られている場所。だから、皮膚が柔らかくて痛いのよ!!!

マジもんで痛いのよ。

脱毛の技術が進化し、メディアによってムダ毛はどんどん悪者にされてきた

ウェブやSNSのおかげで美容に対する意識が大きく変化したのはまぎれもない事実。「脱毛は美容のお手入れのひとつ」として認知されるようになった。

マスメディアによってムダ毛はどんどん悪者にされてきた

ここ最近「脱毛」は、女性の美容市場だけではなく、男性市場にも大きく影響している。そのくらい美意識の一環として「ムダ毛」をなくすことが大事になってきた。

ここ数年で、脱毛を取り扱う専門機関の数は格段に増え、同時に広告などで脱毛について知る機会が多くなった。また価格競争で手ごろな値段で施術が受けられるようになったことも加わって、一昔前は自己処理が主流だったムダ毛に対するイメージが変化し、脱毛に対する大衆の垣根が、大変低くなった。

だから圧倒的に脱毛をする人が増えた。だから美意識が高い人にはムダ毛がないという文化が出来るようになった。

大半の女性向けカミソリ・ブランドが、同じ決まり文句で女性たちを洗脳してきた。今ではそれが男性にも浸透してきている。

広告では、女性には体毛を1本たりとも生えていないと言わんばかりに、フォトショップで加工したツヤツヤの脚を見せつけた。雑誌のモデルがキレイなのは加工なのよ!!!!!

だから反対に、必要にないところにまだらに毛が生えていると“貧相“汚い”印象に見られてしまうようになった

ムダ毛は悪者になってしまった。脱毛技術が発展すればするほどその広告で私は洗脳され、ムダ毛はより悪者になっていくんだと思う。

最近では、YouTubeにまで脱毛広告が増えるようになった。より若い層にも、企業のマーケティングにより脱毛がより身近に感じられるようになっってしまっっている。

剃毛は『義務』ではなく、『選択』であるべき

欲しいところに毛は生えてこないのに、いらないところにはたくさん毛が生えている。脱毛をしても脱毛で永遠に毛が生えなくなることなんてない。

私の知り合いに自分のムダ毛に自信を持っている人なんて一人もいない。女子大生の中では脱毛するのがもうすでに当たり前なのだ。大学生になるまでに前進でなくても、一つも脱毛を始めていない人には出会ったことがない。

ムダ毛の女性のギャランドゥであったり悩みは、人に言えない悩みでもある。だけど、みんな生えているから!!

「毛があることが清潔感がないこと」になっている文化がおかしいのは分かってる。私は本当は、ありのままの姿を愛せる人になりたい。

でも、まだ今の私はできればムダ毛と共存したくない。そして脱毛をする。

でも、そんな時代は変わりつつある。アメリカのミレニアル世代の約4人に1人が脇毛を剃らず6人に1人は脚のムダ毛を処理していないらしい。

「女性はムダ毛を処理すべき」という暗黙のルールはおかしい。

剃毛は「義務」ではなく、「選択」であるべきだよね。

P.S.
最後まで読んでくれてありがとうございました。感情で書いてしまった部分が多いのですが、私のような人はすくなくてもいるのではないのでしょうか。そんな人のことをいろんな人にもっと知ってほしい。そんな思いで書きました。この記事を読んだ人に少しでも救われる人がいますように。読んだ感想をコメントで聞けると嬉しいです。

#エッセイ #コラム #日記 #自分 #わたし #好きになりたい #身体 #ありのまま #女子大生 #大学生 #脱毛 #除毛 #剃毛 #ムダ毛 #処理  

もしよければ、この記事にも目を通していただければ嬉しいです。
よろしくお願いいたします。

サポートしていただいたお金は、今後の生活費や活動費として大事に使わせていただきます。一生懸命に感情を言葉にして行きたいと思っています。よろしくお願いします。