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本から本への糸

 最近おうち時間ということもあって本をよく読む。
 その中で感じたのは、一冊の本を読み始めたとき、気づくとそこからレールが何十倍にも伸びているということ。

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 例えば、私は白石一文さんの小説が大好きでほとんど全部集めている。
 というのも、友達とフラっと行ったBook offで、たまたま出会った「一瞬の光」という本を読んでから白石さんの魅力に惹かれて全部集めるようになったからである。(選んだ理由は、同じ108円なら分厚いほうがコスパいいのでは?且つ恋愛小説がいいなあ。という思い(笑))

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 そして、今、ようやく、自分の将来こんな道で生きていきたいなと思える本に出会った

これも、20歳の誕生日に、なにか自分に本を送ろうと思って買った千田琢哉さんの一冊の本がきっかけである。

たまたま出会った一冊の本の中で紹介されていた面白そうな本を自分も買って読んでみたり。あるいは、次に出会った本の中で触れられている職業に興味が湧いてネットで調べて、そこでお勧めされている本を読んでみたり。そのレールは次々と繋がっていく。

まるで一本の糸がスルスルできるみたいに、自分の興味関心が広がって、そこでさらなる出会いをする。

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このように本を読むようになったのはすべて、12月の自分の誕生日がきっかけで、そこからこの5月までで、わたしは40冊くらいのビジネス本・自己啓発本読んできた。これまではその類の本は全く読んでこなかったにもかかわらず。
その一冊との出会いがなかったら今の私はなかったのだと思うと、それはもう不思議であり奇跡そのものでしかないと思う。

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これは本だけに限らない。

ある人との出会いが、あるモノとの遭遇が、そこからツルをスルスル伸ばして自分の価値観を広げていってくれたり、自分の人生を導いていってくれたりする。

そう思うと、「運命」ってやっぱりあるのかもしれないなあとも思う。

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話を戻すと、「本のチカラ」って偉大だと思う。何気なく出会った本に人生変えられる。そんなことがいま私に起きている。

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 本をたくさん読む時間ができた、自分と向き合う時間ができた。忙しい日々の中ではできない体験をたくさんできた。
そう思うと、大変不躾ではあるが私にとってこのコロナウイルス騒動の恩恵は大きく、とても有意義であった。

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これからの時代、時間に追われる毎日から、たまにはふと離れてみるのも大事かもしれない。


最後まで読んでくださりありがとうございました。

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