見出し画像

マクロよりミクロの方が近道。

青森も3月に入り、気温も高い日や(雪ではなく)雨の日も増えてきました。
3月はまだ冬だと思っていたのに、すっかり春が見えてきた感じです。
時間が経つのが早いと感じるからなのでしょうか?
1年はあっという間だなぁ、と3月ながら感じます。

そういえば、自分が地元に戻り、就農したときのことを思い出してみると。
「地域を盛り上げるためにUターンして農業」
「過疎をなんとかしたい!地方に移住し、新規就農」

自分が農業を始めたあたりによく耳にした言葉です。

自分もUターンした当時はそういった「理想」もなかったわけではありません。(今、そういう理想がないわけでもありませんが。)

自分も含め、そういった「マクロな課題」の解決のために、地方に戻ったり、移住したりして農業を始める方は少なからずいると思います。

でも、実際、農業生活は、そういった理想と並走するのはなかなか難しいです。

マクロ的な課題以上に、日々の作業の中の、目の前の課題をなんとかしなくてはなりません。
仕事も生活も、新しく初めたことで、思った以上に計画的にいきません。
(相当練に練った計画であれば別かもしれませんが)
ひたすらに、目の前の課題に追われることになります。

いつの間にか、
「何をしたくてUターン、Iターンしたんだっけ?」
「こんな農業したかったんだっけ?」

日々の生活に疑問が生まれてきます。
そんなこんなしているうちに、収穫が遅れた、生活費が足りない…、
農業では食べて行けないと離農してしまう人もいるように思います。
(離農だけですめばいいですが、離婚する人もいたり…)

幸い、自分はそこをなんとか乗り越え、
今は少し心に余裕のある生活を送っています。

今のこころ持ちとして。
「マクロ的理想を追わない」
ということが、一つの落としどころとなっています。

確かに、「地域活性」「農業を盛り上げる」等、理想に燃えるのは悪いことではありません。
でも、そういった「マクロ」にばかり目を向けてばかりいると、
今の日々の農作業が
「なんでこんなことしているんだろう?」
「これやってて意味あるのかな?」

と思うようになってしまいます。

でも、それは間違いなんです。

「地域活性」は結果でしかないのです。
日々の生活の積み重ねの結果、生活を充実させた人が増えた結果、
活気ある地域になるのです。

つまり。自分の生活を充実させることが、結果、地域の盛り上がりになるのです。

自分の生活を豊かにするためには?
そこを一つひとつ解決していけば、それは地域活性に繋がります。

簡単にいえば。
農業で稼いで、地元で買い物をする。
それだけで、十分に地域活性化なのです。
大きく理想を掲げなくても、地域活性化に貢献できるのです。

日々の農作業でできた作物を販売し、利益を出す。
いくらで売ろうか?誰に売ろうか?どれくらい作ろうか?
作物を作ること、売ることをに注力するほうが、遥かに理想に近道じゃないかな?

確かに「地域を盛り上げる」等の理念をもって始めるのは良いと思います。
でも、「地域を盛り上げる」は積み重ねの結果であるということを忘れずに。

マクロ的問題解決型Uターン、新規就農の人が息切れしないように。
まずは利益の出せる農業の計画をたてる。
これに尽きると思います。

派手に、人と違うことしなくても。
理想に燃えなくても。
コツコツ日々の生活を楽しみ、充実させることで
地域に根ざす、盛り上げる人材になれますよ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
本日はここまで。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。
農業に少しでも興味を持っていただければ幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?