見出し画像

Spotify初心者がプレイリストラジオの魅力に気づいた件、と明日からについて。

Spotifyのプレイリストラジオが最高にいい。

「いまさら?」と思われるだろう。そう、私はこの魅力に気づけていなかった。

きっかけは、昨日の記事で宇多田ヒカルのプレイリストをつくったこと。

せっかくなのでこれを流すようになったところ、再生が終わった後それまで聴いていた曲をベースに生成されるラジオが、好みにドンピシャのものを多く流すことにおどろいた。

恥ずかしながら、今まで私はSpotifyを、自分が購入するほどではないと感じる曲を無料で聴くための手段としてしか活用していなかった。

ところが今回、宇多田ヒカルのCDは持っているけれど、プレイリスト機能を使ってみたら、新しい出会いがたくさんあり感動した。

無駄な(?)知識も増えた。たとえば、「Aimer」という歌手。

世間では『鬼滅の刃 遊郭編』のオープニングおよびエンディングテーマを担当したことで有名だが、私はそれを観ておらず、存在を認識しているだけでろくにその音楽性を知らなかった。

しかし、聴いてみるとこれがなかなかで。宇多田ヒカルの後だと、似た傾向の曲に感じられ、気分にマッチして心地よい。
それもそのはず。Wikipediaを確認すると、以下の記述があった。

バンドでベーシストを務めていた父親の影響でジャズやブルースなどをはじめとした音楽が身近な環境で育つ。音楽好きだった父の影響で小学校でピアノを習い始め、椎名林檎や宇多田ヒカルの声色を真似して家で歌っていた。中学からはアヴリル・ラヴィーンに傾倒してギターも始める一方、英語での作詞にも力を入れる過程で海外での生活経験も持つ。15歳の頃、歌唱による酷使が原因で声帯を痛め、治療のために沈黙療法を選択したことで発声が出来ない期間を約半年間経験するが、そのおかげで歌手になりたいという夢が明確になり、回復後に喉を守るように工夫して歌うなかで現在の声質と歌唱法を確立する。このときの声帯の傷はデヴュー後の現在も完全に治癒しておらず、結節として残っているが、完治すると今の声は出せなくなるとの主治医の忠告や「『この喉でずっとやってきた』という思いが自分の中にはある」という自身の意志もあり、声質を維持するために現在の状態を保っている。10代後半頃に今敏監督の映画「パプリカ」を視聴し、劇伴を担当した平沢進の音楽世界観に触れ傾倒していった。

「Aimer」フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
最終更新日時:2022年7月4日(月)10:26 UTC
URL: https://ja.wikipedia.org/wiki/Aimer

なんだってー!

私は宇多田ヒカルはもちろん、椎名林檎もそれなりに好きだし(「それなり」と表現するのは熱狂的なファンとは言い難いから)、アヴリル・ラヴィーンも一時期はよく聴いた。そしてなにより、平沢進の大ファンなのだ。

Wikipediaを引用することに若干の躊躇いはあるが、この情報にさほどの間違いがあるとは思えない。
そんなわけで、私は一気に、彼女へ親近感をもつこととなった。

とりあえず、フォロー。アルバムもポチろうかな。

Spotifyありがとう。これからもよろしく。

◇◇◇◇◇◇

最後に。

一昨日入ってきた、悲惨なニュース。

これについて私は語る言葉を持ち合わせていないけれど、疫病、戦争にはじまり連日起きる悪夢のようなできごとには、頭を抱えるばかりだ。

「頭を抱える」、この表現が正しいかどうかもわからない。「胸を痛める」では他人事な気がするし、ほんとうにわからない。

書くとは、そういうことである。常に重たいものがつきまとう。

この先、いつも通り、能天気な文章を書き続けることも可能だ。実際、昨日はそうした。だが、果たして、それでいいのか。自問自答する一日だった。

これは今日も変わらない。

明日はどうだろうか。

誰にも、わからない。

ひとつ言えるのは、「沈黙は敗北ではない」ということ。なぜなら、言葉の根幹的な部分は沈黙であり、言葉はその「おまけ」に過ぎないのだから。

読んでくださってありがとうございます。この記事を気に入ったらスキを押して、SNS等でどんどん拡散していただけると嬉しいです!もちろん感想やサポートも待ってます!