Spotify初心者がプレイリストラジオの魅力に気づいた件、と明日からについて。
Spotifyのプレイリストラジオが最高にいい。
「いまさら?」と思われるだろう。そう、私はこの魅力に気づけていなかった。
きっかけは、昨日の記事で宇多田ヒカルのプレイリストをつくったこと。
せっかくなのでこれを流すようになったところ、再生が終わった後それまで聴いていた曲をベースに生成されるラジオが、好みにドンピシャのものを多く流すことにおどろいた。
恥ずかしながら、今まで私はSpotifyを、自分が購入するほどではないと感じる曲を無料で聴くための手段としてしか活用していなかった。
ところが今回、宇多田ヒカルのCDは持っているけれど、プレイリスト機能を使ってみたら、新しい出会いがたくさんあり感動した。
無駄な(?)知識も増えた。たとえば、「Aimer」という歌手。
世間では『鬼滅の刃 遊郭編』のオープニングおよびエンディングテーマを担当したことで有名だが、私はそれを観ておらず、存在を認識しているだけでろくにその音楽性を知らなかった。
しかし、聴いてみるとこれがなかなかで。宇多田ヒカルの後だと、似た傾向の曲に感じられ、気分にマッチして心地よい。
それもそのはず。Wikipediaを確認すると、以下の記述があった。
なんだってー!
私は宇多田ヒカルはもちろん、椎名林檎もそれなりに好きだし(「それなり」と表現するのは熱狂的なファンとは言い難いから)、アヴリル・ラヴィーンも一時期はよく聴いた。そしてなにより、平沢進の大ファンなのだ。
Wikipediaを引用することに若干の躊躇いはあるが、この情報にさほどの間違いがあるとは思えない。
そんなわけで、私は一気に、彼女へ親近感をもつこととなった。
Spotifyありがとう。これからもよろしく。
◇◇◇◇◇◇
最後に。
一昨日入ってきた、悲惨なニュース。
これについて私は語る言葉を持ち合わせていないけれど、疫病、戦争にはじまり連日起きる悪夢のようなできごとには、頭を抱えるばかりだ。
「頭を抱える」、この表現が正しいかどうかもわからない。「胸を痛める」では他人事な気がするし、ほんとうにわからない。
書くとは、そういうことである。常に重たいものがつきまとう。
この先、いつも通り、能天気な文章を書き続けることも可能だ。実際、昨日はそうした。だが、果たして、それでいいのか。自問自答する一日だった。
これは今日も変わらない。
明日はどうだろうか。
誰にも、わからない。
ひとつ言えるのは、「沈黙は敗北ではない」ということ。なぜなら、言葉の根幹的な部分は沈黙であり、言葉はその「おまけ」に過ぎないのだから。
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