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「コロナでライブもフェスも行けなくなって、お金もなくて。でも、どうしてもりんご音楽祭でyonawoのライブが観たかった」ー【わたしたちの「りんご音楽祭」vol.1】

「りんご音楽祭」は、スタッフ、アーティスト、そしてあなた、みんなで作る「祭り」です。参加者それぞれの視点から、「りんご音楽祭」について語ってもらいます。

「コロナでライブもフェスも行けなくなって、お金もなくて。でもどうしてもりんご音楽祭でyonawoのライブが観たかった」

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進学のために松本に引っ越してきてから、りんご音楽祭のことはずっと気になっていたんです。大学2年生の時、yonawaが出るって知って、初めてりんご音楽祭に行きました。

元々、ライブもフェスもめっちゃ好きで、多いときは月一とかで行ってたんですよ。バイト代を全てそこにかけてましたね。

大きい野外フェスだと、スペースごとに過ごし方が違うんですよね。ここは休憩のエリア、こっちはライブ、みたいな。でもりんご音楽祭は、他のフェスと雰囲気が違うんです。アットホームというか、人との距離が近い感じがします。会場がコンパクトなのもあるけど、気持ち的にも、なんだか一体感があります。一つの場所で、みんながそれぞれ好きなことをしてる感じ。お昼寝してる人もいるし、お酒飲んで盛り上がってる人もいる。私は芝生でご飯を食べながら音楽を聴くのが好きです。

それに、おしゃれなお客さんが多くて、人を見てるだけでも楽しい! 有名な夏のロックフェスは、みんなTシャツ、ハーフパンツ、スニーカー、キャップ、みたいな感じですよね。りんご音楽祭は、好きな格好で行って、好きな音楽を聴ける。おしゃれしても行けるし、逆に言えば、気合いをいれずに飾らないでいられるフェスだと思います。

初めて行った次の年に、コロナが流行りだしたんです。2020年ですね。あれだけ行っていたライブもフェスも、みんな無くなってしまいました。でも、またyonawoがりんご音楽祭に出るって知って。コロナでバイトのシフトも減っていて、お金がありませんでした。でも、どうしてもまたりんご音楽祭でyonawoのライブが観たかった。そしたら、ちょうど大学の友だちも「りんごに好きなアーティストが出るから行きたいけどお金がない」と言っていて。「じゃあ一緒にボランティアとして参加しない?」「え、あり!」って二人で申し込みました。

りんご音楽祭のボランティアは、お金はもらえないけど、好きなアーティストに合わせて休憩時間を組んでもらえるんです。またあのりんご音楽祭の空気が味わいたかったし、yonawoのライブも生で聴ける、一石二鳥じゃん、いいじゃーん! って。ボランティアの仕事は……、いやぁ今思い出しても大変だったなぁ(笑)! 私の担当は、ステージ横のドリンク売り場で、もうめっちゃ忙しかった! お客さんの回転がすごくて、ワタワタしましたね。

でも、またyonawoのライブが観られて嬉しかったなぁ。2019年に比べて、2020年はステージ数が減って、規模が縮小されてたんですよね? 全然そんな風には感じませんでした。あの年、コロナが結構すごかったじゃないですか。いろんなことが中止になっていって、そんな中で開催されたフェスだったからかなぁ。みんな、我慢していたものが弾けているような感じがしました。とにかく、会場にいる人たちみんながアツくて、すごく盛り上がっていたんです。

今年のりんご音楽祭も、yonawo出るんですよね。ボランティアするか、お客さんとして行くか、どうしようかなぁ。

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▷「りんご音楽祭2022」ボランティアスタッフを募集中です。応募締め切りは8月31日(水)!詳細はこちらのページをご確認ください。


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