感情と孤独、そして過去の契約

最新の脳科学では、共感を得ることができなかった過去の経験も、現在のあたたかな共感で作り直すことができることがわかってきている。

NVCフェスアウトプット第四弾:

【共鳴と不安を感じるほどの孤独感:私たちをひとりぼっちにする深いニーズの理解と転換】

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『孤独』

多くの人が何かしらの場面や環境で経験したことがあると思う。

わたしも突然母を亡くし、アメリカに来たら、異国の地で友達ゼロからワンオペ育児の日々…  孤独で世界でもうわたししかいないような感覚になり、でも目の前には守りたい輝く小さな命があって、もう生きていることがギリギリで、心が崩壊寸前だった事がある。

このたった数行書くだけで涙が溢れてくるくらい『痛み』としてあり、わたしの中でまだまだ癒えていないものだ。


そして今回サラが扱うのが『孤独』。

このコロナ禍で孤独を感じている人、感じた時期があった人は本当にたくさんにいるのではないかと想いを馳せています。。

では、アウトプットしていきますね。

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社会的孤立は、世界的に【健康に害する問題】になっている。

(イギリスでは2018年に孤独担当の大臣が任命されたらしいですよ。)

喫煙や食べ物、アルコールが心臓にダメージを与えるんだけど、孤独の方がより大きなダメージを与える

(コルチゾールの値を上昇させて、ストレスを抱えるから。そして、さらに睡眠を妨げる。)


孤独でストレスを感じるのは、
【自分を嫌う・自己嫌悪】の傾向があるから。

人は孤独を感じると、自分自身への怒り、
自分を見下したりする。

でもそれは自分を助けることにはつながらないんだよ、たとえ家に家族がいたとしても、耐えがたい孤独を感じることだってあるんだよ、と。

家に人がいても?友達が周りにいても?

どうして??

それは、自分へのあたたかさがないから

どれだけ孤独であっても、自分へのあたたかさ、自分を受け入れてあげることがとても大事なんです。

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あぁ… 心が痛い。。

わたしはあの時、孤独を感じていた自分へあたたかさはあっただろうか?

あのときの自分を受け入れことをしただろうか?


してない…
一度もしていない…


サラのおっしゃる通り、まさに自分を嫌った。

こんな母親はダメだ、
こんなことで弱音吐くな、
もっと強い母になれよ、
忙しい旦那をもっと支えろよ、
旦那に迷惑かけるなよ、
子供がかわいそう、
まだ子供一人やん、
二人や三人おるお母さんもおるねんぞ、
もっとしっかりせぇや!
情けない!!

って言ってた。

毎日… 毎日… 毎日…

そしたら、ちょっと頭がおかしくなってたんだ。


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(続き)

人は感情を経験するとき、
誰か受け止めてくれることを覚えている。

私たちは楽器のよう。
相手に起こっていることが自分にも共鳴・共振する。

相手が悲しみ(怒り)を感じていれば、
自分も悲しみ(怒り)を同じように共に感じる。

それはよいことであるんだけれど、時に問題を引き起こす。一致しない時があるから。

相手が怒っている事に対して、
自分は悲しくなることもある。

相手が悲しんでることに、
自分は怒りを覚えることもある。

そんな風に、二つのバイブレーションが衝突することがある。



子供たちは自分の感情をシャットダウンするために、呼吸が浅くなったり、呼吸を止めたりする。

子供たちの感情を、親が、大人が、受け止めてくれないときがある。

それは、親も感情を感じることをとっくの昔にやめてしまっていたから。感情を感じないということを身につけてきてしまっているから。

だから、親は子供たちが感じた感情をないことにしたり、無視したり、それに背を向けたりする。

ときには「」をかかせたり・・・

「もうお兄ちゃんだから泣くんじゃないよ!」
「もうお姉ちゃんだから泣かないの!」

親は、子供の感情に圧倒されることがある。
その感情を修正しようとしたりもするし、感情を持っていることに対して、怒りを向けることもある。

親にとって意味をなさないことであれば、どんな方法でも取り除こうとする。

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《サラからの質問》

自分が育った環境で、自分の感情を親はどのように受け入れてくれた?もしくは、ないものとした?

わたしの場合、

・親は受け入れてくれていた。
・兄妹に「すぐ泣く」「なんでも泣いたらすぐ解決すると思ってるんやろ」と言われてきた。

というのをフッと思い出した。

今思えば、一番下で小さいから、力が弱いから、言い返せないから、泣くしかできなかったのかもしれない。

もちろん、それをわたしに伝える兄妹だって年上だった分、親に感情を受け止めてもらえなかったなどの痛みがあったんだと思う。

(というわたしは大人になっても、すぐ泣くんやけど。笑 嬉しくても、悲しくても、怒っても泣くから、これはわたしの感情表現なんだろう。笑)

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私たちの人生において、
【感情は奏でられている音楽】である。

感情が誰にも受け止められないとき、
私たちは孤独を感じる。

もし親が子供の感情をないものとしたら、
彼らは子供のことを知る機会を失っていることになる。

でもこれらを知った今、
今からできることがある。

親が親の感情を言葉にして伝えることも大事。

そして、私たちがこれから出会う子供たちに対して、あたたかみを持った好奇心で彼らの感情と関わること。

彼らの感情という音楽を私たちは聴く事ができる。そんな風に、いろんな感情(音楽)の色合いが共鳴されればされるほど、孤独が減っていく


脳のこと。感情を司る脳は中核にある。
他の動物より、大きな前頭前野を持っている人間は、自分自身に対して、あたたかみを持てる要素を持って生まれてきている。

しかし、なぜ人は破壊的になったのか?

それは、

自分に対するあたたかみを忘れてしまったから…


感情に対してあたたかみをもたらすと、孤独への耐久性を高め、つながりをつくり、自身を維持することができるようになる。

感情に共鳴してもらえないとき、その感情は渋滞のように体に留まる。そうすると人は孤独になること選び、孤独であることを信じ始める。

共鳴してもらえなかった感情が体に留まったままの状態だと、私たちは「自分は怒りっぽい」「自分はダメだ」などと思い込んでしまう。

でもそれが「共感」と共にあることで、停滞している状態から流動的になり、成長し、創発的になる。

なので、ストレスをたくさん抱えているときは、自分のことを理解してくれる人たちと共にいることが大事で、それが理解してくれない人たちなら、留まっている感情はそのままになってしまう。

だから今は、オンラインというつながりがとても大事。自分を理解してくれる人がどれだけ遠くにいてもつながれる、感情を受け止め合うことができるから。

そうして、ストレスや免疫システムへの負担を、最小限に抑える事ができるのです。

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もう少しセッションは続くけど、もうお腹いっぱい♡

契約のことを書くエネルギー、使い果たした。笑

(じゃあタイトルに書くなよ!笑 でも大丈夫、読み進めてくださいね♡)

以前、コロナになって1ヶ月ほどのときも、サラのワークショップを受けた。

このコロナ禍で「不安」をどう向き合い、自分と周りを大切にするか、という内容のものだった。そしてココで出てくるのが、過去に自分が結んだ「契約」の話!ご参考まで♡

【パンデミックによる不安のただなかで、自分と周りを大切にする①】


あー、やっぱりサラのキラキラした瞳と、やわらかくやさしい声がすきだなぁと改めて実感。

これからは孤独を感じたときには、深く深く自分へあたたかさと、自分を受け入れることと、共感をしてあげようと思いました!

そして今は共感と共にいてくれるNVC仲間がたくさんいるという心強さと安心感♡ 幸せだ♡


ねむたい…

おやすみなさい。。

では、また明日ココで♡

循環が循環を生むのがすきです。サポートしたいただいた循環を、文字で循環していきます♡