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故郷でバリキャリといわれることの違和感

実家の関西に帰ると、ほぼ必ずと言っていいほど、バリキャリだよねと言われる。

親戚、友人、近所に住んでいる方、みんなに帰省するたびにバリキャラだと言われる。極めつけは新しく誰かと会うときに、その友人らからの紹介の枕言葉がバリキャリ母さんなのだ。

決してそんな事はないのだ。私はただ共働きフルタイム会社員というだけで、頼まれた仕事はなかなか断れないだけで、そのくせ要領が良い方では無いわけで。

ただ、そんな私も、目の前のことをコツコツやることで、視界が広がり、人の輪も広がり、ちょっとした達成感を感じられると言うことも仕事を通じて知ったし、自分の弱さを強みに変え、ひととなりを成長させてくれたのも仕事のプロジェクトだった。

だからこそ受けた仕事は、誠実にまっすぐにこなしたいと思うし、それは男性の方だって女性だってだれでも同じではないかと思う。

そんなわけで、わたしは単に淡々と仕事に打ち込む会社員なのだ。
ただ、そういったことをいちいち強調するとセンスもないので、言われてもとりあえずニコニコしている自分がいる。嘘をついているわけではないけれど、やましいことがあるわけでもないけれど、日々のちょっとした違和感。

いつか、バリキャリという言葉も死語になるのかなとは思う。その時までは、こんな小難しくややこしいことは言わず、この言葉にあやかりバリバリ仕事させてもらおうかな。笑

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