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写真機としてのLUMIX GH5M2

ちょっと縁があってPanasonic様からしばらくの間「LUMIX GH5M2」というカメラをお借りすることになりました。

日頃はFUJIFILMのカメラを使っている私ですが、しばらくの間は2台体制で撮り歩いていくことになります。重量と使い分けを考えたときに多少厳しい気がしないでもないですが、せっかくの機会なので2台を使いながら比較していこうと思っています。

そして「LUMIX GH5M2」で撮った写真と使いながら気づいた点、良かった点、残念な点等などを何本かの記事に分けて綴っていく予定です。

初回となる本記事ではこのカメラを使ってみたなんとなくの感覚と撮れる画についてつらつらと書いていこうと思っています。詳細なレビューを書こうと思ったのですが、まだ数える程度しか撮影できていないのでもう少しカメラと時間を過ごしてから詳細レビューを書くつもりです。


LUMIX GH5M2とは

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まずは簡単に今回お借りした「LUMIX GH5M2」がどういうカメラかについて

センサーサイズ:4/3型センサー
マウント:マイクロフォーサーズ
有効画素数:2033万画素
連写撮影: 約12コマ/秒
シャッター速度:1/8000(メカシャッター)、1/16000(電子シャッター)
手ブレ補正効果:最大6.5段

センサーサイズが4/3型センサーということで、最近の主流のフルサイズやAPS-Cよりも小さいセンサーとなっている。センサーサイズが小さいことによるメリットは被写界深度が深い、手振れ補正が強力、レンズの小型化などが挙げられる。これらの特徴については後ほど作例紹介の際に触れます。

この「LUMIX GH5M2」は動画性能が非常に優れているため動画機として認識されている方も多いかと思います。昔からLUMIXのGHシリーズはYouTuberの間でも使われていたこともあり、写真機という認識は薄かったと思います。私もそのうちの一人です。

私は動画は撮らないし、Panasonic様から写真機としての魅力を引き出してほしいと命を授かったので写真機としての「LUMIX GH5M2」にフォーカスをあてていきます。


LUMIX GH5M2の作例とあれこれ

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撮れる画の第一印象としてはハッキリ鮮やかで、撮って出しでも高いコントラスト描写が印象的。
さらにGH5M2ではフォトスタイルという写真を自分好みの色味や質感を実現できる機能が備わっていて、どのフォトスタイルの色表現も実に素晴らしい。

特にシネライクD2や709ライクなんかはレタッチをせずとも絶妙なトーンを表現することができるため、次々にシャッターを切りたくなっていきたくなるような完成度だ。


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驚いたのはAFの速度と精度

この写真のような被写体が暗い場合であるとフォーカスが合わずピンボケしてしまうというのはよくあるが、GH5M2では暗い被写体にもしっかりとフォーカスが食いつきシャッターチャンスを逃すことはまずなかった。

速度も何も不満がないほどに速い。動体撮影においても十分に力を発揮してくれる。


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ちなみにレンズは以下の二本を貸していただきました。

・LEICA DG SUMMILUX 25mm / F1.4 II ASPH.
・LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2 ASPH. / POWER O.I.S.

どちらもパナライカと呼ばれるLeicaの単焦点レンズ。Leicaの写りを体感できるのもLUMIXの特権ともいえるでしょう。

レンズについてはまた別途記事にして書いていくつもりですが、写真の色味やAF性能はレンズによって左右されるところもあるので参考程度に載せておきます。

GH5M2を使って最も驚愕するのが手振れ補正の強力さでしょう。

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前モデルのGH5では最大5段分の手振れ補正であったのが、GH5M2では最大6.5段分まで補正してくれます。その威力は1/10秒の手持ち撮影でも全然余裕で1/5秒でも息を止めれば耐えらるほど。

この東京タワーの写真も手持ちで撮りましたが、補正が強烈すぎて思わず「これ三脚要らないんじゃね?」と呟いてしまいました。


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4/3型センサーと聞くと室内や夜などの高感度撮影は諦めなければならないと思っている方もいるかもしれませんが、そんなことは杞憂に過ぎません。

被写体が止まっているものであれば先ほど述べた強力手振れ補正のおかげでなんの問題もなく撮れますし、動体であったとしても明るいレンズ(F1.2、F1.4)であれば全然撮れます。

というのも4/3型センサーは被写界深度が深いため、絞り開放で撮ったとしてもパンフォーカスに近い状態で撮影することが可能です。


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被写界深度が深いため、逆にボケ感を生かした撮影には適してはいないかもしれないが、高感度撮影ができないからと言ってLUMIXをカメラの選択肢から外してしまうのは非常にもったいないと感じました。

朝から夜までどのタイミングでもどんなシチュエーションでも使えることがわかったので、しばらく使いこんでみてまた後日にレビューの続編を記していくこととします。


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