早瀬ギター工房 Rin Hayase

大分の田舎の工房にて、個人でアコースティックギターを中心に製作しています。 楽器や物作りなどに関して書いていけたらと思っています。

試合と製作

製作とは、たとえばスポーツの試合におけるような、相手(素材)と自分との駆け引きによって成り立つものだと思う。 一対一で向かい合うという構造がわかりやすいので、ここ…

用いる道具によって結果は変わるか

むかし、物作りをしている知人が「結果が同じならどんな作り方しても同じだろう」ということを言っていた。 これは、機械を使うかあくまでも手道具にこだわるかというよう…

灰汁という個性

山あいに住んでいるので、春になると散歩がてら山菜を採りに行くことが楽しみになる。 わらびやタラの芽などは前から食べていたけれど、今年は今までハードルが高そうなイ…

もしかしたら、美しいのは削り屑のほうかもしれない

木に向かいながら、思い描く形を目指してそれを刻んでいく。出来上がってくる形は作り手の意に沿ったものとして、それが正確である限り、確かに正しい形ではある。 けれど…

素材を無視しないこと

たとえば、木という素材を用いて鉄のスプーンの形を模倣しようとすることは、センスのないことだなと思う。(情けないけどやったことあるのでわかる..) 金属のスプーンの薄…

全体の象徴としての音

缶詰の不良品を叩くことで聴き分ける「打検士」と呼ばれる職業があるらしい。昔一度テレビでその作業の映像を見たことがある。 ものすごい数の缶詰が並んでいる前で、それ…