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言語化が苦手な息子でも言葉が出てくる!魔法のカード【自閉症・ADHD子育て】

いきなりですが、普段お子さんとどのくらい会話、していますか?


うちは、私が話したいときは息子がゲームしたりYouTube見るのに忙しくて、私がnote書いてたり忙しいときに限って話しかけてくるのでいつもすれ違い、という感じです。。。

そうでなくても、ASDの特性でコミュニケーションが苦手な息子は、話せる状況でも大抵、「おしまいっ!」って会話を切られちゃいます。


そんな息子と話したくて、というわけではなく(笑)

居場所活動での子どもとの交流のきっかけに使えるかなと思って、

原潤一郎コーチの考案したピットインカードを買ってみました。

届いてテーブルの上に置いておいたら、これなんのカード?と早速興味深々の息子。

おお、実験させてくれーと思い(そうは言わなかったけど)試しにやってみました。


「勉強のこと」とか「恋愛のこと」などのテーマカードを並べて、どの話をしたい?と選んでもらったら、選んだのは「家族関係」


ぬおお、いきなりそれかいと思ったら、

「マリオカートの話でいい?」と。

「いいよ、マリオカートしてる時ってどんな気持ち?このウサギのカード選んでみて」とフィーリングカード(ウサギのイラストで感情を表現しています)を選んでもらうと、ウサギたちが手をつないで楽しそうなカードを選びました。

「マリオカートを父さんとやってて、オレが投げたミドリこうらが父さんのカートに当たったのが面白かった!」

そうか、家族でマリオカートをやったのが楽しかったから、「家族関係」を選んだのか。。。


「その時ってどういう気持ち?またウサギのカード選んでみて」と言うと、

びっくりした表情のカードを選びました。


「へえ、びっくりしたの?」と聞くと、

「うん。ふつうはミドリこうらはそんなに当たらないのに当たったから!ぎゃははは!!」

「あーなるほど、当たると思わなかったのに当たってびっくりして面白かったんだね」というと、

目をキラキラさせてめっちゃ笑顔で「うん!!」と言ってそこで終わりましたが、本当に満足したようでした。


そんなに大して長く話をしたわけではないけれどちゃんと話を聞けたな、嬉しそうだな、と思えたのは、これが面白かった、どういうところが面白かった、それはなぜか、ということを、息子が自分の言葉で相手にわかるように言えたことに満足した、と私も感じたからでした。


なるほど、このカードすごい!!


コミュニケーション苦手、言語化することが苦手な息子がこんなに話をしてくれるなんてすごいなあと。

家族関係でマリオカートの話、というのも、家族でマリオカートができたことが本当にうれしかったんだなと思いました。

うーむ、ゲームもなかなか侮れない。。。


このカードについての書籍も出てるので、読んでみたいなと思います。

子どもの言葉が増える、心がわかるカード、おすすめです!

またちょくちょく使ってみたいです。


⭐️自閉症スペクトラム・ADHDの小5息子を育てる母です。小学校の支援員とコーチングしています。

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