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【就活編】オンリーワンのESであれ

こんにちは、ぱりちゃんです。
22卒で就活を終え、最近は23卒のキャリア支援として、自己分析の深堀やES添削のお手伝いなどをしています。

夏のインターンを終え、外資系やベンチャー企業ではそろそろ本選考も始まっていく時期になる頃かなと思います。まずはインターンで得た情報をそのままにせず、自分の自己分析に活用してください。その方法は以下のnoteにまとめておりますのでご参考までに。


そして今一度、自分のエントリーシートに問題ないか、魅力的なものになっているか確認してみましょう。この記事は、「オンリーワンのES」を書けるように私が当時意識していたことを含めて、ESの書き方をまとめていこうと思います。

就活の前提

私は就活を、ある意味「恋愛」だと捉えていました。

今の時代、企業だけが選ぶ権利があるのではなく、私たちも選ぶ権利があります。そして選ぶ選ばないの基準は、その企業を、そして私たちを何かしらの判断軸 (企業側は「求める人物像」、就活生側は「就活の軸」)で

好きになるかならないかを決めているだけなのです。

したがって、選考に進むことが出来たら両想いで、お互い幸せになれる道なのだと思い、選考を途中で落とされてしまったとしても、どこか合わない要素があったからさよならをしたのであり、事前にそれを知ることが出来て良かったと私は考えていました。(なんてポジティブでしょう。笑)

では好きになった企業にはどんなアプローチをすべきでしょうか?

皆さんお気づきでしょう。

ESは、就活生側の思いを伝える
ラブレターであり、恋の駆け引きなのです。

ESで意識しておくべきこと

皆さん、好きな人を思い浮かべてみてください。
その人にメッセージ、もしくは手紙を書いています。
どんなことを気をつけますか?

ただし限られた字数であることを念頭に置いておく必要があります。
ESという名のラブレターで私が気をつけたことは、3つあります。

(1)嘘偽りがなく、相手の心に響くような言葉をチョイスすること
(2)一貫性があり、明白な文章であること
(3)全てを語るな、駆け引きせよ

です。一つずつ詳細を解説していきます。

(1)嘘偽りがなく、相手の心に響くような言葉をチョイスすること

好きな人に嘘を言うのは心苦しいし、いつかボロがでます。それなら、ありのままの自分をさらけ出した上で選んでもらった方が、将来マッチングミスが少ないと思います。
ここで大事なのが、「企業分析」です。
相手のことをどれだけ理解し、求められる人物像に近しい言葉のチョイスをして、いかに自分の魅力を伝えるか戦略を立てます。

大体「〇〇〇〇 求める人物像」と🔍検索すると、各企業のリクルートページ(人事の方の思いが綴られている)が見つけれると思います。そこのキーワードを拾います。

皆さんも自己分析で強み(得意なこと)大事にしている価値観
言語化していると思いますが、
(あまりできていない方はこちらを参考にしてみてください👇

それらを抽象化すると、どことなく企業の求める人物像にどれかは引っかかってくるものがあると思います。

キーワードとしては、「信頼」「挑戦」「変化」「成長」「課題解決」「論理的思考」「協調性」「完遂」「情熱」などがあります。

各企業がどんなキーワードを求めているのか、分析した上で、
嘘偽りもなく、でも相手がピンとくるような言葉をチョイスし、ESに混ぜ込むのがポイントです。

よく私が使っていた手法として、ガクちかにおいて
「Aした結果、Bできました。」とBはもちろん得られた結果を記載するのですが、Aの部分で自分の強み企業の求める人物像のキーワードで一致する言葉をチョイスし、

「自分らしさ」を織り交ぜていました。

(2)一貫性があり、明白な文章であること

ESはESだけで終わるのではなく、それを元に面接が行われます。そのため、面接で深掘られても論理的に、一貫性のあるものになっていなければいけません。

ここでは特に、学生時代に頑張ったことの設問に関しての書き方についてフォーカスしますが、まず文章で作るのではなく、箇条書きで自分の考えを整理してください。

【盛り込みたい内容の整理】
・ガクちか総まとめ(らしさや強み):
・役職:
・課題:
・原因:
   1.
    2.
    3.
 (原因をどのように網羅的に考えたかも)
・施策(各原因に対して行った施策):
   1.
    2.
    3.
・らしさ:
・定性結果:
・定量結果:

ここで課題に対して、なんでと原因を深堀、整理をしておけば論理的思考もアピールすることができるので、コンサル業界ではヒットすると思います◎
これらを一度箇条書きで書いてみて、字数に合わせて肉付けをしていきます。

ここからは余談ですが、面接前までに考えておくべきこととして、
・なぜその役職についたのか
・なぜその課題を解決しよう、したいと考えたのか
・どの原因がボトルネックだったのか+その理由
・どの施策が効果があったのか+その理由
・大変だったこと+その理由
・自分らしさが出た部分はどこか
・この経験から学んだことは何か

など...
このあたりも企業によっては字数が多く600文字や800文字などで指定してくる場合があります。
そんな時は、まずはお題で求められていることを追記し
「自分らしさ」を魅せるために、
自分の考えが伝わるような文章を心がけましょう!

(3)全てを語るな、駆け引きせよ

よくESで自分の部活動の詳細な紹介文になっていたりする人がいますが、
かなりもったいないです。

ESで企業は、組織の紹介は必要としておらず、
あなたがどんな人なのか」を知る材料の一つに過ぎないのです。

だからこそ、全てを語るのではなく、最低限の情報で、明白な文章を作成し

むしろ「これもっと深堀りたい!」と思わせるような言葉をチョイスしておくのです。ただし、省略し過ぎてよく分からなくならないように、第三者が読んでも、なんとなくやっていたことが想像できるレベルの淡白さを目指しましょう。

「自分らしさ」は省略してはいけませんよ〜!

オンリーワンなESであれ

オンリーワンになるためには、
「自分らしさ」を構成する
・自分の強み
・経験してきた人生で変化してきた、自分の価値観
をいかに端的にESに盛り込むかだと思います。

人事の方々も、限られた時間の中で心に響いたものを、
さらに話を聞いてみたいと思うと思います。

そんなESを書く方法の一つのメソッドとして、受け取ってくださればと思います。

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