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もう荒れない。13年間ニキビ+超敏感肌に悩んだ私が丈夫な肌を手に入れた方法

(★更新8/2  スキンケアの保湿にワセリンの説明追加、化粧をしている時の洗顔に石けんの内容を追加★)


こんにちは。Rinaです。


突然ですが。


あなたが、しつこいニキビが何しても治らず、お金をかけてもいいから実績があって一人一人に向き合ってくれるニキビの専門家を探しているなら。
京都の"良い肌"さんをおすすめします。私のニキビとの長い戦いに終止符を打ってくれたのはここです。 
https://www.yoihada.jp/

PRではありません。ここは、13年間どんな治療をしても治らなかった私のニキビ肌を治してくれたところ。その後ケアを自分流に変えた今でも、良い肌さんの理論は全てのスキンケアの真髄だったと痛感しています。HPを見れば、悩んで戦ってきたあなたならちゃんとしている所だとすぐ分かるはず。


見た目には悪くないけど、化粧水、美容液、クリームなどたっぷり塗りこまないと肌が突っ張ったり、油断するとすぐニキビができるというあなた。
宇津木式『肌の悩みがすべて消えるたった1つの方法』という本が興味深いかもしれません。
私は偶然にも、ほぼこれに近い方法でスキンケアしています。宇津木式ケアはすごくシンプル。お風呂上がりに乾かない、化粧品のいらない、トラブルになりにくい肌に。(超敏感肌の段階の方にはいきなりおすすめしません)


さて、先に信頼と実績あるエキスパートの方々をおすすめさせて頂いたところで、この記事のお話。
この記事はいわば13年間の奮闘記
皮膚科に何件も通い本を読みあさり、レーザーや薬などの西洋医学、マッサージや漢方などの東洋医学、高い化粧品、自然療法、なんでもやった私が知っていること全てを吐き出した記録のようなものです。
お肌に悩んでいるあなたが、お金をかける前にできることがあるかもしれない。
私が健康な肌を取り戻した方法、トラブル回避の方法をつづります。長年の知識と体験の集大成のため、全てに参考文献をつけることはできません。常識からはずれた、驚くようなことも書いていると思います。
分かりやすく伝わるようできるだけ論理的に、"なぜ"を深掘ってお話します。

何をしても改善されない敏感肌さんに、ぜひ読んでほしいです。


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ニキビや敏感肌と戦っているあなたへ。





明日の朝、少しでもよくなっていますように。そう祈ったけど、毎朝鏡をみてがっかりしていますか?

高いお金を出して勇気を振り絞って、新しい治療をしたり薬をもらってもその場しのぎで、どうしたらいいか分からない。 
この肌を受け入れて生きていく、そんなことができたらとっくにやっていて。だって良くなったと思えば次の日にはまた悪化。浮き沈みで押しつぶされそうになりますよね。


私はそうでした、8歳の頃から。

少しずつほっぺにニキビができていき、そのうち真っ赤なものが多くなり、顔中がいつも敏感で痛痒くて、中学二年生からはずっと皮膚科通いでした。13歳で芸能界に入ると、周りの子はみんな肌が綺麗で。「ちゃんと顔洗ってる?」なんてことを言う大人たちのなか、死に物狂いで治療法を探す日々。「演技はいいけど肌が、、」と、最終オーディションで落ちたこともあります。皮膚科に何件も通い、日本一と言われる先生や何人ものにきび専門医にかかりました。レーザー、ピーリング、光治療、低容量ピル、ステロイド、漢方、エステ、食事やエクササイズ、色々なことを試して、、。

「肌が汚い」

そう言われることが本当に悔しかった。
私はあなたなんかよりずっと清潔にしてるのにって。
悔しい思いと、両親に申し訳ない気持ちで落ち込んでいく。


「普通のひとの肌になりたいだけなのに...」


この思いがただ心を支配して、ストレスは慢性化し、何もかも色あせて見えました。

最終的に私が肌の安定を手に入れられたのは今から約3年前。のどから手が出るほど欲しかった"普通のひとの肌"。あれから、あの頃のようなニキビの赤ら顔には戻っていません。


私は13年間ニキビ、乾燥肌、超敏感肌と生きてきました。あらゆる方法を試しました。
だからあなたの気持ちがよく分かる。
これが少しでもあなたの心を軽くすればいい、また希望を持って欲しい、そんな思いでこの記事を書きます。

毎朝鏡を見るのも、メイクをする時も、周りの人の綺麗な肌をみるのも、心ない言葉を言われたときも...辛かったよね。本当にお疲れさま。


13年越しに実体験から辿り着いた、私の丈夫な肌への道について、お話しさせて下さい。


どうかこれがあなたにとって最後の挑戦になりますように。



目次

はじめに
新たな一歩を踏み出したあなたへ。私の失敗から伝えたいこと。
●今すぐやめて!

一見良さそう。実はNGなこと。
マインドセット
常識をうたがえ!チャームポイントをのばせ!ストレスを論理的に打ち負かせ!
スキンケア
具体的なステップ。あなたの段階に合わせて。
紫外線
段階によって紫外線ケアをかえる?
食事
いい食習慣、食べる時間。
睡眠
意外な落とし穴?
きっと役立つこと
やっといて損はなし。
まとめ
長々と説明しましたが、要するに。



はじめに

具体的なことに移る前に、ここをしっかりお話させて下さい。少し長くなるかもしれませんが。

もしあなたが明日ピカピカになるようなスペシャルスキンケアアイテムの紹介をこの記事に期待しているなら、それには答えられません。
私は、敏感肌、乾燥肌は、だと思っています。傷ついた皮膚のターンオーバーは修復しようと早まります。そしてそれは慢性化するべきではないことです。(化粧品ブランドは剥がすなどむしろ早めようとしているところが多いですが) 。 


皮膚の新しい細胞は、表皮の一番下、基底層で生まれます。
基底層から上へと押し上げられる中、その細胞ちゃんはバリア機能などをゆっくりと身につけてゆきながら、やがて表面にやっとこさ出てこられるのです。生まれてから表面(角層)に出るまで、3週間程度と言われています。表面にができたときには、修復しようとこの過程が早まるわけです。
つまり、十分なバリア機能をゆっくりと身につけることができずとりあえず傷をカバーするものが表面に出てきます。それを放っておけばまた正常に戻るものの、日々の摩擦や水温、間違ったケアなどで早いターンオーバーが一向に鎮まらない状態です。


ターンオーバーが早すぎる人の肌は例えるなら、風の○のナ○シカの巨○兵がまだ準備ができてないドロドロの状態で出てきて溶けちゃったとき。
(分からないひとすみません。未完成ってことです。)



ターンオーバーを元のスピードに戻してあげること、すなわち簡単に傷つかない、乾燥しないような土台作りを焦らずじっくり正しい方法で待ってあげることこそ、最短で真の健康肌を手に入れる方法です。



遺伝子も肌もアレルギーも十人十色。もちろん私に良かったケアがあなたに向かないリスクはあります。
私は患者として何人もの先生に会って、専門書を読みあさりました。でもこれは医師ではない私が一個人の体験からあなたに提案する選択肢です。そこで一歩立ち止まって、あなただけがよく知る"あなたの肌"に合うか合わないかを考えることが重要になります。自分の経験と意思で。


お医者さんは頼るべきだし、指示されたらとりあえず言う通りにしようと思いますよね。


でも。実はなにより大切で、私が実際に近道だと確信したことは、
情報を得ようとするときは、客観的にあなたの経験と感覚を研ぎ澄ますこと。
あなたの肌は、あなたが一番よく知ってるということ。

"よくわからないけど言われたとおりに試す"は、
肌に関しては危険です。肌に関する業界自体が巨大なためさまざまな情報が行き交ってるからです。研究がされている分正しい方法があるのに、お金がまわる業界だからこそ間違った情報が溢れています。


そんなのは当たり前と思う人もいるかもしれません。ですが、肌に悩んでいるのなら、ストレスを感じているはずです。ストレスは、脳科学的に視野を狭めると言います。いつもはできるような正しい選択ができなくなる、ということです。


私は指示されたこと、知った情報を片っ端から試していた時期がありました。
でも、思い詰めるのをやめて、自分で皮膚の構造についての知識を深め、冷静に立ち止まって客観的に経験と本能を照らし合わせ、本当に納得できたものを取り入れるようにしてから真の丈夫な肌になっていきました
化粧品で隠さなくてもいい肌です。お風呂あがりにすぐに塗らなくても揺るがない肌です。


大袈裟に聞こえるかもしれません。でも私は、自分の身を自分で守らなくてはいけないと実感したからこそここまで念を押したいのです。


私は高校から大学にかけて、ただの保湿剤だといって何も書かれていないプラスチックに入った最強レベルのステロイドを何年も処方されていました。院長が変わったし、10年も前のことなので名前は出しませんが東京の有名な皮膚科で、当時多くの芸能人も通っていたそうです。私も当時の事務所から勧められ、いつも行列なので疑うことなく何年も通っていました。裁判をしていたら確実に勝ったでしょう。同じようなことでニュースにも取り上げられた横浜の山口医院は、和解で2600人超えの患者に慰謝料の支払いとなりました。

その東京の病院は、あまりに有名なので私の友人も同じ塗り薬を処方され、私たちは効きすぎるねと笑って話していました。(ステロイドだと分かってすぐに彼女にも知らせました)


数年間に渡ってステロイドを顔に塗り広げていた私の肌は気づいた時には血管が透けるほど薄くなり、顔中のニキビは相変わらずで、すぐに血や蕁麻疹がでる、バリア機能が完全に失われている状態でした。


今でもはっきりと覚えています。
これを塗ると一日で真っ白に治るので、いつもこの薬に戻ってきてしまう。これは何が入っているんですか。」
先生は私の顔も見ず書類に向かって言いました。

これはただの保湿剤だよ。」


今でも、処方箋にカタカナで書いてあったその薬の名前をもっと早く調べていたらと思います。


これより前の高校の時の話。地元で有名な皮膚科に通っていました。メディアにも取り上げられたところです。そこで約一年、先生はニキビのために抗生物質を毎月処方しました。私ははっきり言って、アホです。抗生物質が何かを調べもしなかったから。でも、ストレスフルな状態だと人は簡単に中毒状態になるのかもしれません。
「これさえあれば治る」と。
親の言うことも聞かずに...。
当たり前に免疫力は低下し、元々持っていた扁桃腺炎が毎月暴れ出して高熱を出す体の弱い子になりました。私の友人はよく知っています、よく高熱を出して学校を休んだ私を。扁桃腺の除去手術を検討するほどでした。


....おかしいな、このやり方ってなんとなく自然じゃない気がするな、納得しないまま始めたけど先生がいいって言ってるし、、これを付けると痛いな、痒いな、これを付けたらすぐ治るけどやめたら悪くなるを繰り返してるな...


こういう類の気持ちは見逃さないでください
よく確認したり、勉強したり、自分の肌を観察してみて下さい。


私が紹介するケアは、いわば私が信頼する専門家の方々の意見と、実体験が混ぜこぜになったものです。
この方法を最後までよんで、自分なりに調べるもしくは吟味して信じられるまで納得できたなら、是非続けてください。そしてどうか、途中で投げ出したりしないでください。
中途半端に試して結局「分からなかった」では、またそこから解決法を探す旅が始まってしまいます。だから、始める時期も肝心かと思います。
仕事に支障はないか、乾燥しにくいどの季節が良いかなど。具体的にいうと、肌を根本的に強くしたいなら一年は見ないといけません。(私は一年半でほぼ完治。意外とあっという間!)

付けたら痛い、痒いなど刺激があるものはすぐ辞めてください。
でもそうでないなら、肌はじっくりと続けて、やっと合っていたかどうか分かるもの。

もちろん効くかどうか分からないものを続けなくてはいけないなんてめちゃくちゃ辛いです。でも、日によって悪化したからといって、せっかく試し始めたものをこれが原因だと特定してしまうのはもったいない。一時的な肌荒れの原因は五万と考えられます。ケアがシンプルになった分、今まで外側から抑えていたものがドバッと姿を現すこともあるかもしれない。ひょっとしたらそれが一ヶ月から二ヶ月続くかもしれません。でも、肌が正常なターンオーバーを取り戻すまで時間がかかるのは自然なことなんです。先にいったように、年単位でかかることは"ふつう"です。


ほとんどの人は、お医者さんのいうことは、疑うことなく実践するでしょう。
でも一般人の私の言うことはどうでしょう。
ちょっと疑いませんか?
それならそれが正しいかを自分でよく調べてほしいのです。
口コミ、オススメ、宣伝で高い化粧品を買うくらいなら、肌の構造をよく調べる時間をとってから内容に納得したものを買う方が賢いと思いませんか。結果的に、お金も時間も節約できるはずです。
自分の身は自分で守ることをくせ付けてみてほしい。いつ被害者になるかは分からないから。お医者さんでも、信じられないような指示を出す人もいるから。
それで納得いくものに出会ったら、ちゃんと続けてみて下さい。
ひどくなって跡が残ったらどうしようだとか、不安はたくさんあると思います。でもそれを乗り越えたら強い肌に出会えるかもって、希望を感じたなら。

本能のところは、肌が気持ちいいと思うかどうかを目安にしてみるといいかもしれません。
時間を友達だと思って気長に、元気な肌になるための細胞の修復を待ってあげて下さい。


大丈夫。不安になったときの心の持ちようもしっかりレクチャーします!



●一見良さそう!実はNGなこと

ここから、主にニキビ肌さん、そして毎日悩むほど肌を改善したいと思っている方に向けて、かなり細かく書いていくよ。そこまで悩んでいない人も意外な発見があるかも。


*NG!長湯
長湯って血行を促してお肌にいい?汗をかくと老廃物が出て肌がツルツルになる?いいえ、長湯は、肌の水分を蒸発させてしまうもの!
リラックス効果・血行促進などメリットはあるものの、皮膚を第一に考えるならあまりにもデメリットが大きいのが入浴。にもかかわらず、肌がキレイになると信じられています。これは多くの皮膚科の先生も言っていたこと。残念だけど、入浴=乾燥。外側からの水分と熱は、角質層の乾燥を引き起こす。乾燥で全身の皮膚のターンオーバーを狂わせてしまうんだ。どうしてもお湯に浸かりたければ、多くとも2、3日に一度、40度以下で5分が限度としてみて。肌荒れが強く出ている方ほど入浴時間は減らそう。入浴中は顔の皮膚にガーゼで三重にした保冷パック(雑菌がつかないよう石けんで洗ったもの。これについてはあとで説明)を優しく顔や首元に3秒ずつあてて冷やしながらがベスト。お湯から上がったら、体温より低い温度のシャワーですぐに皮膚表面をクールダウンさせて。できれば冷水がオススメ。冷えるようで、実は血行が促されるので少しすると体の内側はぽかぽかしてくるはずで、免疫システムにもうってつけ。寒冷蕁麻疹や心臓が弱いひとはお医者さんに相談を。体を温めたい、ストレスのリリースなら、入浴より毎日の有酸素運動が数段効果的です。


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