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タイムが私のすべて

マインドフルネスで大切なことの一つに、「評価しない」ということがあります。気づいたことに対して、いい悪い、好き嫌い、など評価はせず、ありのままを受け入れること。これがマインドフルネスです。
 
例えばレースの結果。タイムや順位。プロのプレイヤーであれば、結果がすべてで、それに対しての評価が報酬となります。プロではなくても、目標があって、その結果に対して、できたか、できなかったかに意識が向きがちです。そして、走るモチベーションのために、結果は大切です。けれども、どんな立場であっても、自分自身がやってきた結果に対して、まずは評価せず、受け入れること。これができるか、できないかで、次の成長につながるかどうかの違いで出てくる気がしています。
 
週末に、スカイランナー ジャパンシリーズの最終戦に参戦しました。結果は自己ベスト。これも、昨年の失敗(https://note.com/rina_i/n/n52461fdcb346)から、結果を受け入れ、自分はどうありたいか、そのために何が必要か、を考えてトレーニングしてきた結果と思えます。
 
5月から参加したシリーズ戦は、スカイランニングの日本代表選手も出ており、いつも順位は最下位かそれに近い結果がほとんどでした。私にとってレベルの高いレースの中で、順位よりも、いかに集中して、自分がやり切ったと思える走りをすることを意識していました。もちろん、常に最下位でいることに対して、恥ずかしいとか、他の人はどう思っているのかとか考えることもあります。そんなときこそ、「自分はどうしたいのか」を改めて考えて、そのためのトレーニングに集中する。そのときには、マインドフルネス瞑想が役に立ちました。結果や他の人の目線、湧いてくるいろんな感情に気づいて、受け入れる。そして、そのときやるべきことに集中する。それを繰り返しました。その結果が、最終戦のタイムであり、それが今の私のすべてだと感じています。
 
自己ベストだったけれども、目標としていたタイムには届かず。その結果を受け入れ、次はどこで、どんなランニングをしようか。そして、そのためにはどんな準備が必要か。次に向かって、また走り続けます。

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