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TOEIC LRSW4技能 1390点満点までの勉強法①

はじめに


つい最近,嬉しい出来事があった。もう何度受けたかわからないTOEIC L &Rテスト,毎月連続で受けていたのを,作戦を変えて半年ほど期間をあけての受験。

とはいえ,あまり期待せずに結果を開いた。するとなんと990の文字があるではないか。画面上ではあるが2度見,3度見して,じわりじわりと喜びの感情が湧き上がった。

TOEICでいうと最初にL,次にW,次にS,そして今回のRという順番での満点。
ようやくこれで一つの目標としていた4技能満点を達成することができた。

Twitterで結果をシェアしたところ,想像以上の反響があったので,これから私の勉強法をちょこちょことシェアしていこうと考えている。(ただし,飽き性のためいつまで続くかはわからない。)少しでも誰かの役にたてば,嬉しいと思っている。

私の場合には,最初からLRSWの4技能での満点を目標としていたので,同時期にLRとSWのテストを受け始め,並行して何度も受験した。また,合間で英検などの他のテストも受験していた。

まずは,TOEIC S &W(Speaking &Writing)の満点までの過程について。SWはLRに比べるとかなり認知度が低いのではないかと思う。あまり英語に興味がない人でもLRの990という数字を知っている人は多いが,SWに関しては「え,そんなのあるんだ。」という反応をされることが多い。

TOEIC S &W(Speaking &Writing)について

SWは各200点満点の計400点のテスト。SWセットの受験と,Sのみの受験がある。

Speaking 約20分,Writing 約60分という,それなりにハードなテストである。テストセンターにいき,壁で仕切られたブースに座り,用意されたパソコンとヘッドセットを使って受験する。

TOEIC Speakingテスト

Speakingテスト問題の構成は

  • Read a text aloud(音読問題)× 2

  • Describe a picture(写真描写問題)× 2

  • Respond to questions(応答問題)× 3

  • Respond to questions using information provided(提示された情報に基づく応答問題)× 3

  • Express an opinion(意見を述べる問題)× 1

のようになっている。(公式サイト情報)

この形式は変わることもある。実際私が挑戦している期間にも,問題の解決法を提示する問題がなくなり,代わりに写真描写問題の設問数が増えるという改変があった。

サンプル問題が公式サイトに用意されているので,受験を考えている人はまずこのサンプル問題に挑戦して,どんなものか把握するのが良いだろう。

1.音読問題

内容


まずは,音読問題。これは用意されたパッセージを読み上げる問題である。発音,イントネーション・アクセントが評価の対象とのことである。

画面に70wordsほどのパッセージが表示される。45秒の準備時間のあとに,45秒の読み上げる時間が与えられる。早く読み終わっても良い。

この問題は,いかにラジオDJやナレーターになりきるかが重要だと私は考えている。個々の単語を順番にゆっくりはっきりと読み上げていく,のではなく,スラスラと流れるように楽しげなイントネーションで話すのがコツである。(※個人的な意見)

コンピュータ相手のスピーキングテストだと,どうしても自分も固くなりがちだが,私は目の前にいる外国人に話しかけるつもりで回答していた。これは20分間のテスト全体を通じて。とりわけ,この音読問題に関しては,自分が館内アナウンスやCM音声で喋っていると思ってなりきり・はっちゃけが大事である。

具体的な勉強法について,初めて受けた時,私はPRONUNCIATION,INTONATION and STRESSともにMIDIUMだった。これら2つの項目はそれぞれ,LOW,MIDIUM,HIGHの3段階評価だ。(ちなみにSpeakingのトータルスコアは150)

初受験の際のスピーキングフィードバック

勉強法

それでは,ここからどのように発音,イントネーションとアクセントをあげたか。具体的にやったことを大きくあげるならば3つだ。

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