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フォーク曲げのコツはこんな事だった ~&そこから得た気づき~

スプーン曲げ
フォーク曲げ

マジックや超能力的イメージの高いこれらの技。
私は自分でもできると思ってませんでした。

今回は、それができるようになった話とそのコツをお伝えしたいと思います。


まず、スプーンやフォークを曲げるのに一番大切なことは、曲がるわけないという思い込みを外すことです。
コレ、本当に重要。

固いもんね~、金属だもん。そう簡単には曲がらないよね~。超高温とかの環境かかなりの力を加えなきゃ無理だよね。

わかります!私もそう思ってました。


じゃあ、どうやってその思い込みを外したの?というと、私の場合はお仲間複数人で一斉にトライした環境だったため、続々と曲げる人が出てきたのを目の当たりにしたというのが一番大きかったなと思います。

え?あの人も曲げられたの?
あら?この人も?みんな?
じゃあ、私にもできるのかも。

これで第一関門は突破できました。でも、曲がり方が弱かったので満足はしていなかったんですよね。ちょっと力ずくなところも正直ありましたし。

力ずくとはいえ、最初はビクともしなかったスプーンがクネ~と曲がったんですから、曲がるわけないという思い込みは外れていました。


そしてもう一つ重要なこと、それは、曲げたい対象(スプーンやフォーク)と充分なコミュニケーションをとること

はい、頭おかしい話がでてきました笑
でもね、これが効くんですよ。


まず初めにその対象を手に取り、ご挨拶から。
「こんにちは~」
向こうもちゃんと挨拶を返してくれますよ。


ポイントは、童心に帰ることです!

大人の自分はちょっと脇に置いておく。
だって、幼い頃、好きなぬいぐるみや、リカちゃんやバービーちゃんに話しかけてたでしょう?男性なら、ガン消しとかになるのかな?
あの頃の自分に思い切って戻って、ぜひ楽しんでください。


そしてスプーンやフォークにご挨拶した後、お次は相手の名前を尋ねます。

「お名前、なんていうの?」

私たちの直感という機能を通じてちゃんと答えてくれます。つまり質問を投げかけた後に自分の頭にふと過ぎった直感的な名前でOKなのです。それが答えてくれた答えが聞こえた、です。たぶん私たちは幼い頃のお人形遊びでこれを自然とできてたんだと思います。大人になるにつれ薄まっていったんでしょうね。


それから、「好きな食べ物はなに?」とか「何してるのが好きなの?」とか質問を重ねていきます。何を聞いてもOKです。

ここでふと我に返って、バカバカしい!と投げ出さないのが重要。繰り返しますが、童心です。あなたは今大人ではなくて5歳児だと思ってください。そうすれば何も不思議ではないはず。


充分にコミュニケーションをとり関係性が温まってきた頃に、ついに提案に入ります。

「ちょっと曲がってみない?」

どんな返事がくるかはわかりません。場合によっては「イヤだ」と返ってくることもあります。その場合はトライしても見事に曲げられません。「どうしてイヤなの?」と相手に寄り添うことで、もしかしたら「曲がってもいい」と心境が変わるかもしれないし、それでも気が進まないようなら無理強いしない。


ここまででお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、初対面の人と人間関係を構築するのと同じなんです。何も変わらない。みなさん普段自然とやっていることです。だから何も難しいことではないんです。


めでたく曲がることに承諾してもらえたら、「どう曲がりたい?」と希望もちゃんと聴取してくださいね。相手の希望をくみ取ることは共同作業において大事なことです。


そして相手(スプーンやフォーク)と充分に関係性が築け、繋がったと感じた時、きっとご自身の中で「曲げられるな」という感覚が生まれるはずです。そのタイミングで少し力を加える。

これで簡単に曲がります。パチパチ


私は曲げることに事足りず捩じってみたい欲が出てきて、マリコちゃん(フォークの名前)とよく話し合い、グリングリンと捩じることができました。

この時のマリコの希望は、「美しい姿にしてほしい」でした。
なので、まるで白鳥のような姿に変身。

それがこちらです。


曲げた後に時間を置いて試してみたら分かりますが、コミュニケーション無しで相手を金属だと思ってさらに曲げようとしてみても、固くて形を変えられません。


相手の気持ちを無視してこちら側の意思を一方的に通そうとしても跳ねのけられます。人間関係の上で、自分の希望を通そうと相手をコントロールしようとするのと同じです。


私はこのフォーク曲げ&捩じりで、人間関係と同じなんだと悟りました。
自分が緊張してると相手も緊張したり、自分が疑っていると相手も心を開いてくれなかったり。面白いくらいにモノにも投影されます。


そして、思いました。
私は、人間。
これは、ただの金属。
そう分け隔てていたら、その二つの間には絆は生まれないんだ。
同じ仲間なんだという意識が目の前の現象を変える。


先日投稿したフォースについての記事内容と繋がるところがある。


あ~、とうとう私もフォースの使い手の一歩を踏み出してしまったんだな。目指せ、ジェダイ!


ちなみに、当たり前のことですが、スプーンやフォークが曲げられないからといって落ち込む必要はないです。勉強はできるけど運動は苦手、論理的思考は得意だけど感情は理解できない、トランプは神経衰弱は強いけどババ抜きはいつも負けちゃう、それらと同じようなものだと思うのです。

実際、この人生においては、モノと絆を築くより身近な人との絆のほうが何倍も重要ですしね。
お遊び感覚で楽しんでいただければ。


それでは。









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