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ファンタジーの古典。#海外文学のススメ

#海外文学のススメ  というタグがあったので、個人的なおすすめをしようと思い立ちました。

児童文学が好きなので、イギリスの作品がなんといっても推しになります。

感が鋭い方は、見出しの画像で、ファンタジー、ライオン、イギリスとくれば・・・ピンときてるかもしれません。

そう、C・S・ルイス著作の『ナルニア国物語』です!

J・R・R・トールキン著作の『指輪物語』(ロード・オブ・ザ・リング)も、もちろん好きなのですが、緻密な設定を読み込まなくてはいけないので、ナルニア国物語の方がとっつきやすいかもしれません。

ナルニア国物語は、全7巻あるのですが、時系列は、刊行順の通りではないのです。

読み方としては、刊行順がおすすめですが、時系列でいくこうなります。

『魔術師のおい』(6巻)
『ライオンと魔女』(1巻)
『馬と少年』(5巻)
『カスピアン王子のつのぶえ』(2巻)
『朝びらき丸 東の海へ』(3巻)
『銀のいす』(4巻)
『さいごの戦い』(7巻)

とりあえず、『ライオンと魔女』をぜひ読んでみてください。

ファンタジーの原点とも言える作品ですが、今読んでも、とっても魅力的だと思います。

ちょっと古めかしいですが、瀬田貞二さんの訳は美しい日本語です。

当時の子どもたちに読みやすくするために、「ターキッシュ・デライト」というお菓子を「プリン」と訳しています。

「ターキッシュ・デライト」は、イギリスではクリスマスの時期によく食べるお菓子だそうです。

材料は、グラニュー糖とコーンスターチ。

鍋で煮詰めると、ねっとりと柔らかいグミのような食感になるのです。

それに粉砂糖をたっぷりとまぶして。

とにかく、あまーいお菓子ですね。

こちらの本でも紹介されています。

物語のティータイムーお菓子と暮らしとイギリス児童文学ー
北野 佐久子 著
岩波書店
ISBN :9784000612050

お菓子やハーブを取りあげながら、イギリスの児童文学を紹介しています。

名作がもっと味わい深くなりますよ。

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