大学目線のダイバーシティ
企画を出した、
「本学のLGBTの実態を伝えたい。」
大学で行っている活動の一環で
LGBTについて取り上げてほしいと考えた。
昨年、大学はLGBTに関するアンケートを教職員・学生に大々的に行った。
すると本学には約11%の当事者がいることがわかった。
社会にいる当事者と同じような数値だ。
このアンケート結果は未だ大々的に発信されていない。
このデータを使って、
本学には当事者たちがいるよ、
あなたの隣にいる人がもし当事者だったら?傷つけていませんか?
少しだけ知識を入れるきっかけにしてほしい、
と企画を提案した。
しかし、本部から帰ってきた答えは「No」
理由は、「少し前にダイバーシティを取り上げたので。」
まさか、そんなはずはないと思って指摘された企画を見た。
確かに「ダイバーシティ」を取り上げていた。
しかし中身は「女性の働き方について」
女性の雇用が増えてきた、安定してきた。
企業も女性を雇用し始めたところが多い。
まだ女性の雇用には課題がある。
え、なに?昭和に発表されたやつ?
これでダイバーシティの話ができてると思っているの?
おたくどんな時代に生きてんの????
女性の働き方をサラッと触れただけで、ダイバーシティはやっているんで
とか、いうなよ
私はLGBTに関して企画にしてるねん
なんなら、LGBTQ+とかもっと奥深くのことを教えてあげたいけど
まだまだそこまでのレベルに至っていないと思ったから
アンケート結果に基づいた企画を提案したんやろ(ここまで一息)
・・・とまあここまではさすがに言うてへんけど、
女性の働き方とLGBTは切り口が違うからもう一度考え直してくれ、と伝えた。
アンケートが来たときついに本学も動き出すのか!と嬉しかったんやけどな。やっぱり名ばかりやったか。
どんな大人が言うたんか知らんけど、
ダイバーシティは女性の働き方にフューチャーしたらいける、と思っている時点で論外。ダイバーシティとか多様性とか、LGBTとか考えたことないんやろうなあ。
そんなことが見え透いている時点で、今目の前にいる学生は落胆しているし信じられないなと感じています。その学生が当事者であることなんて、考えてもいないんやろうな。悲しいなあ。悔しいなあ。
#ダイバーシティ #大学 #LGBT #LGBTQ #女性 #大学生
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