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【読書メモ】内田和成『ビジネススクール 意思決定入門』04


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内田和成『ビジネススクール 意思決定入門』目次マインドマップ

読書メモ

イントロダクション 01ケーススタディ 考慮すべき要因を洗い出す

  • お客さんは誰か?

    • 外国人のお客さんは?(1割以下)

    • 関東圏に住む人が多い

    • セグメントは?

      • ファミリー

      • 学生

      • リピーター

    • 「営業再開なんてけしからん」という人は?

      • TDRの入園者

        • リピーターに支えられている

        • ヘビーユーザー、ライトユーザー、ワンタイムユーザー、ノンユーザー
          →経営的に大事なのは、いちばんは「ヘビーユーザー」、次に「ライトユーザー」

      • 「アンチ・ディズニーランド」の主役
        ノンユーザー(これに気づくことが大切)
        →来てくれない人がいくら騒いでも数字的に関係ない

      • ユーザーのセグメント別に反応を考えなくてはいけない

感想

営業再開するとき、やはり、世の中の評判が怖いということはあると思います。SNSなどで悪評を立てられると、お客さんは来てくれないのではないか、という恐怖心が出てくると思います。

ここでみるべきは、お客さんの優先順位ということですね。ユーザーにもいろいろなタイプがいて、どの層を優先するか決めるのが、経営戦略の基本であることがわかりました。

マキアヴェリの『君主論』でも、中立の道を選ぶ君主は滅んでいくと指摘されています。

このように味方でない者が中立を要求してきたり、味方の側が武器をもって立ち上がれと迫ってきたりすることは、いつでも起こりうる。そのとき、決断力に欠ける君主は、当面の危機を回避しようとして中立の道を選ぶことが多い。すると、ほとんどの君主が滅んでいく。

敵と味方を明確にしない人が結局は損する理由 「安全策ばかり選べる」などと思ってはいけない | リーダーシップ・教養・資格・スキル | 東洋経済オンライン

経営でも、みんなの支持を得ようとしてどっちつかずの態度をとると、誰からも支持されないというパラドクスが生じると思います。

経営の場合は、誰が本当のお客さんなのかを見極めることが大事であることがわかりました。

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